2024年6月20日，ハバロフスク地方の地区裁判所は，マヤ･カルプシキナ姉妹，スタニスラフ･キム兄弟，ニコライ･ポレボドフ兄弟，スベトラーナ･セドワ姉妹，ビタリー･ジューク兄弟と妻のタチアナ･ジューク姉妹を有罪としました。カルプシキナ姉妹は4年の執行猶予刑を，セドワ姉妹とジューク姉妹は5年の執行猶予刑を言い渡されました。現時点で姉妹たちが収監されることはありません。キム兄弟は8年2カ月の拘禁刑を，ジューク兄弟は8年4カ月の拘禁刑を，ポレボドフ兄弟は8年6カ月の拘禁刑を言い渡されました。兄弟たちの刑は，2017年の禁令以降に科された刑の中で最も厳しいものです。兄弟たちは法廷から連行され，収監されました。

1. 2018年11月10日

   当局がカフェに押し入り，親睦会を中断させる。そこには子供を含め55人ほどが集まっていたが，皆が尋問され，指紋を取られ，写真を撮られる。

2. 2018年11月12日

   キム兄弟，ポレボドフ兄弟，ジューク兄弟は公判前勾留される。カルプシキナ姉妹，セドワ姉妹，ジューク姉妹は居住地からの移動を制限される。

3. 2019年1月14日

   ポレボドフ兄弟とジューク兄弟は公判前勾留を解かれ，自宅拘禁下に置かれる。

4. 2019年1月29日

   キム兄弟は公判前勾留を解かれ，自宅拘禁下に置かれる。

5. 2019年7月18日

   兄弟姉妹の件が，ハバロフスク地方の地区裁判所に送られる。

6. 2019年8月2日

   ポレボドフ兄弟は自宅拘禁を解かれる。

7. 2019年9月9日

   キム兄弟とポレボドフ兄弟に関する別の件が，ハバロフスクのジェレズノドロジヌイ地区裁判所に送られる。

8. 2019年11月5日

   ポレボドフ兄弟は居住地からの移動を制限される。

9. 2020年1月18日

   キム兄弟とジューク兄弟は自宅拘禁を解かれる。

10. 2020年2月4日

    別件で，キム兄弟とポレボドフ兄弟に有罪判決が下される。ハバロフスクのジェレズノドロジヌイ地区裁判所は，2人に対し2年の執行猶予刑と保護観察を言い渡す。

11. 2020年8月3日

    兄弟姉妹の件が，地区裁判所から検察庁に差し戻される。検察は不服申し立てをすることを決定する。

12. 2020年9月29日

    ハバロフスク地方裁判所は，検察の申し立てを審理する。キム兄弟とポレボドフ兄弟は裁判官の前で話すことを許され，ロシア連邦は他の国々と同様，国民の崇拝の権利や自由を侵害しないという国際規約を結んでいることに言及する。

13. 2020年10月12日

    ハバロフスク地方裁判所は地区裁判所の決定を支持し，この件を検察庁に差し戻す。

14. 2021年12月15日

    本件が再び地区裁判所に送られる。

これらの兄弟姉妹を含め，現代の「大勢の証人たち」をエホバはこれからも支えてくださいます。（ヘブライ 12:1）