1. 信仰は救いに欠かせないもの(1:16,17)
2. 神への不敬とあらゆる不正に対する神の憤り(1:18-32)
3. ユダヤ人もギリシャ人も神に裁かれる(2:1-16)
人を批判することへの警告。神は全ての人を公平に裁く(2:1-11)
律法を持っていながら不従順な人は律法によって裁かれる(2:12,13)
異国の人々も自分の内に良心という律法を持っている(2:14-16)
4. ユダヤ人と律法(2:17–3:8)
律法を守ると言いながら破る人は神の名を汚している(2:17-24)
真の割礼は内面のもの。真のユダヤ人は心に割礼を施されている(2:25-29)
ユダヤ人は神の神聖な宣言を託された(3:1,2)
「全ての人がうそつきだとしても,神は真実な方です」(3:3-8)
5. 律法によらずに神から正しいと認められる,ということが明らかにされる(3:9-31)
ユダヤ人でもギリシャ人でも全ての人は罪の支配下にある(3:9-18)
誰も,律法に従った行いによって,正しいと認められることはない(3:19,20)
どんな人もキリストに信仰を抱くなら正しいと認められる。それは無償の贈り物(3:21-28)
神はユダヤ人だけの神ではなく,異国の人々の神でもある(3:29-31)
6. アブラハムは律法がなかった時に信仰によって正しいと認められた(4:1-25)
アブラハムは割礼を受けていなかったが,信仰のゆえに正しいと見なされた(4:1-12)
アブラハムは信仰によって正しいと見なされて,約束を与えられた(4:13-15)
アブラハムの信仰に倣う人たち全てにとってその約束は確かなもの(4:16-25)
7. 神との和解。アダムを通して死が入り,キリストを通して命を得る(5:1-21)
信仰によって正しいと認められるなら,神との平和,喜び,希望を得られる(5:1-5)
罪人であり敵である状態から神と和解する(5:6-11)
アダムの罪によって,死が全ての人に広がって王として支配する(5:12-14)
キリストを通して与えられる神の無償の贈り物の結果,正しいと認められる(5:15-17)
罪の代わりに惜しみない親切が治める(5:18-21)
8. キリストへのバプテスマによる新たな生き方(6:1-23)
9. 律法の目的は果たされた。全ての人の内にある死に至らせる罪の力が明らかにされる(7:1-25)
10. キリストと結び付いている人たちの正しい立場(8:1-39)
聖なる力に導かれて生きるなら,神に喜ばれ,命と平和を得る(8:1-11)
養子とされたことを神の聖なる力が証明する(8:12-17)
人間という創造物は神の子たちが明らかにされるのを待っている(8:18-21)
創造物は苦痛を感じて,うめいている(8:22-25)
聖なる力は聖なる人たちのために神に願い出る(8:26,27)
神は,神を愛する人たちのために,ご自分の行いを調和させている(8:28-30)
「もし神が私たちの味方であるなら,誰が私たちに敵対できるでしょうか」(8:31-34)
どんなものも神の愛から正しい人たちを引き離すことはできない(8:35-39)
11. 主権者としての神の意志と生来のイスラエル(9:1-33)
12. どうすれば神の前での正しい立場を得られるか(10:1-21)
キリストは律法の終着点(10:1-4)
信仰のゆえに正しいと見なされる。人々に伝えることによって救われる(10:5-10)
ユダヤ人もギリシャ人も,救われるためにはエホバの名を呼ぶ必要がある(10:11-13)
人々が聞き,信じ,エホバの名を呼べるよう,伝道する人が遣わされる(10:14,15)
生来のイスラエルが応じなかったのは,機会がなかったからではなく,信仰が欠けていたから(10:16-21)
13. イスラエル全体の救いをオリーブの木の例えで説明する(11:1-36)
生来のイスラエルは完全に退けられたのではない(11:1-16)
イスラエルの信仰が欠けていたので,元々あった枝の一部が折り取られ,イスラエル人でない「野生の」枝が接ぎ木された(11:17-24)
「イスラエル全体」がどのように救われるかに関する神聖な秘密が明らかになる(11:25-32)
「ああ,神の祝福は何と豊かで,神の知恵と知識は何と深いのでしょう」(11:33-36)