第1課
エホバの証人はどんな人たちですか
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あなたの知り合いの中にエホバの証人がいますか。近所に,また職場や同じ学校にいる人でしょうか。もしかしたら,以前にエホバの証人から聖書について話をお聞きになったことがあるかもしれません。エホバの証人は実際どんな人たちでしょうか。信じていることを他の人にも伝えるのはなぜですか。
エホバの証人はごく普通の人です。背景や社会的立場はさまざまです。以前に別の宗教を信じていた人もいれば,神の存在を信じていなかった人もいます。皆,時間を取って聖書の教えを注意深く調べた後にエホバの証人になりました。(使徒 17:11)学んだ事柄を納得し,次いで自分の意志でエホバ神を崇拝することにしたのです。
聖書を学んで益を得ています。だれもがそうであるように,エホバの証人も問題や自分の弱さと闘っています。とはいえ,日々の生活で聖書の原則を当てはめるよう努力することによって生活の質が向上する,という経験をしています。(詩編 128:1,2)そうした理由もあり,聖書から学んだ良い事柄を他の人に伝えているのです。
神の価値規準に従って生活しています。聖書に収められている神の価値規準は,それを学ぶ人の幸福に寄与します。他の人を敬い,正直さや親切を示すよう動かします。その規準に従う人は,健全で建設的な社会の一員となります。それはまた,家族の一致やしっかりした道徳観を促進します。エホバの証人は,「神が不公平な方では」ないと心から信じ,信仰を共にする仲間として霊的な兄弟関係にあります。その関係は文字どおり国際的なもので,人種や政治の障壁が妨げになることはありません。エホバの証人は普通の人ですが,ほかとは異なるグループを成しているのです。―使徒 4:13; 10:34,35。
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エホバの証人はどんな点で一般の人と変わりませんか。
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エホバの証人は聖書を学んでどんな価値規準を持つようになりましたか。