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左: 朝鮮で伝道するコルポーターの姉妹,1931年。右: 韓国で手話を使って伝道する姉妹たち

セクション2

王国を宣べ伝える ― 世界中に良いたよりを広める

王国を宣べ伝える ― 世界中に良いたよりを広める

今日は仕事が休みの日です。朝早く,奉仕に行くための支度をします。少し疲れていて,午前中はゆっくりしたいという気持ちもあります。でも,祈って思い直し,出かけることにします。年配の忠実な姉妹と一緒に奉仕し,姉妹の忍耐や優しさに励まされます。家から家に真理の音信を伝えているうちに,世界中の兄弟姉妹がこの同じ音信を伝え,同じ文書を用い,同じ訓練から益を得ているのだと,しみじみ感じます。家に帰るころには,元気になっています。奉仕に行って本当によかったと思います。

現在,クリスチャン宣教は神の王国が推し進める主要な業です。イエスは,宣べ伝える業が終わりの日に大々的に行なわれることを予告しました。(マタ 24:14)イエスの預言はどのように成就してきましたか。このセクションでは,クリスチャン宣教の重要な要素である,人々と方法と道具について取り上げます。この宣教奉仕により,世界中の多くの人たちは神の王国を現実のものと見るようになっています。

このセクションの内容

6章

宣べ伝える人々 ― 奉仕者たちは進んで自らをささげる

イエスは終わりの日に,進んで宣べ伝える人々の一団を持つようになることを確信していました。それはなぜですか。王国を第一に求めていることをどのように示せますか。

7章

宣べ伝える方法 ― あらゆる手段で人々に音信を伝える

神の民は,終わりが来る前にできるだけ多くの人に良いたよりを伝えるため,画期的な方法を用いてきました。その方法を紹介します。

8章

宣べ伝えるための道具 ― 世界的な畑のために文書を生産する

エホバの民が翻訳の面で行なっている事柄は,彼らがイエスの後ろ盾を得ていることをどのように示していますか。出版物に関するどんな事実を知ると,王国が現実のものであることを確信できますか。

9章

宣べ伝える業の結果 ― 畑は「収穫を待って白く色づいて」いる

イエスは弟子たちに,大規模な霊的収穫に関する2つの重要な教訓を与えました。その教訓から,今日のわたしたちはどんな励ましが得られますか。