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左: ブルックリン・ベテルで祝われた最後のクリスマス,1926年。右: 人々はエホバの証人が異なっていることに気づく

セクション3

王国の規準 ― 神の義を求める

王国の規準 ― 神の義を求める

あなたは出かける時,隣の家の人に気づいてあいさつをします。最近,自分たち家族がその人に見られている,と感じていました。その人もあなたにあいさつをし,こう話しかけてきます。「ちょっと気になっていたんですが,皆さんはほかの人たちとはずいぶん違いますね。どうしてなんですか」。あなたが,「どういう意味ですか」と尋ねると,その人はこう言います。「お宅はエホバの証人ですよね。エホバの証人は独特ですね。ほかの宗教の人たちとは違って,祝祭日を祝わないし,政治や戦争にかかわらないし,たばこも吸わないですよね。ご家庭の道徳規準がとても高いように見受けられます。どうしてこんなにも違うんですか」。

どうしてなのか,あなたは知っています。わたしたちは,すでに神の王国の臣民として生活しているからです。王国の王イエスは,わたしたちを絶えず精錬しています。イエスの足跡に従う歩み方をし,邪悪な世とは異なった存在となるよう,助けてくださっています。このセクションでは,メシア王国が神の民を霊的に,また道徳面や組織面で,どのように精錬してきたかを考えます。そのような精錬は,エホバに栄光をもたらします。

このセクションの内容

10章

王は追随者たちを霊的に精錬する

クリスマスと十字架にはどんな共通点がありますか。

11章

道徳面での精錬 ― 神の神聖さを反映する

エゼキエルの神殿の幻に出てくる監視の間と入り道には,1914年以降の神の民にとって特別な意味があります。

12章

「平和の神」に仕えるために組織される

聖書は,無秩序と秩序を対比しているのではなく,無秩序と平和を対比しています。なぜでしょうか。その答えは,今日のクリスチャンと関係があります。