私わたしたちは時ときとして，さまざまな圧あつ力りょくや試し練れんに圧あっ倒とうされて疲つかれ果はててしまい，もうやっていけそうにないと思おもうことがあるものです。そのような時ときに，エゼキエルが見みた回かい復ふくに関かんする幻まぼろしの生いき生いきとした描びょう写しゃについて思おもい巡めぐらすと，力ちからが得えられます。なぜでしょうか。この預よ言げんから，死しんだ骨ほねに命いのちを吹ふき込こむ力ちからを持もつ神かみであれば，私わたしたちが障しょう害がいを乗のり越こえるのに必ひつ要ような力ちからを必かならず与あたえてくださる，ということを学まなべます。人にん間げんの観かん点てんからは克こく服ふくし難がたく思おもえる問もん題だいにも立たち向むかえるよう助たすけてくださるのです。（詩し編へん18:29を読よむ。フィリ 4:13）

エゼキエルの時じ代だいのずっと前まえに預よ言げん者しゃモーセも述のべたように，エホバはご自じ分ぶんの民たみを助たすける力ちからを持もっているだけでなく，助たすけたいと心こころから思おもっています。「神かみは昔むかしから避ひ難なん所じょであり，神かみの永えい遠えんの腕うでがあなたを支ささえる」と，モーセは書かきました。（申しん 33:27）困こん難なんに直ちょく面めんした時ときは，私わたしたちの神かみに頼たよりましょう。そうすれば，エホバはいわばご自じ分ぶんの愛あい情じょう深ぶかい腕うでで私わたしたちを支ささえ，優やさしく起おこして，再ふたたび立たち上あがれるように助たすけてくださいます。（エゼ 37:10）