古い人格を脱ぎ捨て,二度と身に着けない

古い人格を脱ぎ捨て,二度と身に着けない

「古い​人格​を​その​習わし​と​共​に​脱ぎ捨て……なさい」。コロ 3:9,10

歌: 83,129

1,2. エホバ​の​証人​に​つい​て,一般​の​人々​は​何​と​述べ​て​い​ます​か。

多く​の​人​が​エホバ​の​証人​の​優れ​た​特質​に​気づい​て​い​ます。ナチ​政権​下​の​兄弟​姉妹​に​つい​て,アントン​・​ギル​は​こう​書い​て​い​ます。「エホバ​の​証人​は,ナチス​の​特別​な​敵意​の​的​と​なっ​て​い​た。……1939​年​に​は​6000​人​の​エホバ​の​証人​が[強制​収容​所]に​入れ​られ​て​い​た」。厳しい​迫害​を​受け​て​い​た​もの​の,「信頼​でき,穏やか」で「結束​力​が​固く,一致​し​て」い​た,と​も​述べ​て​い​ます。

2 もっと​最近​の​こと​です​が,南​アフリカ​で​も,エホバ​の​証人​に​つい​て​好意​的​な​コメント​が​寄せ​られ​まし​た。以前,南​アフリカ​で​は,肌​の​色​の​違う​エホバ​の​証人​が​自由​に​交友​を​持つ​こと​は​でき​ませ​ん​でし​た。しかし,2011​年​12​月​18​日,日曜​日,南​アフリカ​や​近隣​の​国々​から​様々​な​人種​の​兄弟​姉妹​が​7万8000​人​以上​集まり,ヨハネスブルク​最大​の​スタジアム​を​埋め尽くし,プログラム​を​楽しみ​まし​た。素晴らしい​光景​でし​た。スタジアム​の​管理​者​の​一​人​は​こう​述べ​まし​た。「この​スタジアム​で​集まっ​た​人​たち​の​中​で,最も​整然​と​し​た​グループ​です。皆さん,きちんと​し​た​服装​を​し​て​い​ます。また,スタジアム​を​とても​きれい​に​清掃​し​て​ください​まし​た。一番​素晴らしい​の​は,いろいろ​な​人種​の​人​たち​が​集まっ​て​いる​こと​です」。

3. エホバ​の​証人​の​組織​が​他​の​組織​と​異なっ​て​いる​の​は​なぜ​です​か。

3 一般​の​人々​の​こう​し​た​コメント​から​分かる​よう​に,わたしたち​の​国際​的​な​兄弟​関係​は​特別​な​もの​です。(ペテ​一 5:9,脚注)エホバ​の​証人​が​他​の​組織​と​異なっ​て​いる​の​は​なぜ​でしょ​う​か。聖書​と​聖霊​の​助け​に​より,「古い​人格​を……脱ぎ捨て」,「新しい​人格​を​身​に​着け」る​努力​を​払っ​て​いる​から​です。(コロ 3:9,10

4. この​記事​で​は​どんな​こと​に​つい​て​学び​ます​か。なぜ​です​か。

4 わたしたち​は,古い​人格​を​脱ぎ捨てる​だけ​で​は​なく,二​度​と​身​に​着け​ない​よう​に​し​なけれ​ば​なり​ませ​ん。この​記事​で​は,どの​よう​に​古い​人格​を​脱ぎ捨てる​こと​が​できる​か,古い​人格​を​できる​だけ​早く​脱ぎ捨てる​べき​な​の​は​なぜか,悪い​習慣​が​どれ​ほど​深く​染みつい​て​い​て​も​変化​できる​の​は​なぜ​か​を​学び​ます。また,クリスチャン​と​し​て​長年​歩ん​で​き​た​と​し​て​も,古い​人格​を​再び​身​に​着け​ない​よう​に​する​ため​に​何​が​できる​か​も​考え​ます。こう​し​た​点​を​考える​必要​が​ある​の​は​なぜ​でしょ​う​か。残念​な​こと​に,エホバ​に​仕え​て​い​た​もの​の,警戒​を​緩め​て​古い​生き方​に​戻っ​て​しまっ​た​人​たち​が​いる​から​です。わたしたち​は​皆,次​の​警告​に​留意​する​必要​が​あり​ます。「立っ​て​いる​と​思う​人​は,倒れる​こと​が​ない​よう​に​気​を​つけ​なさい」。(コリ​一 10:12

「淫行……に​関し​て」欲望​を「死ん​だ​もの​と​し​なさい」

5. (イ)古い​人格​を​できる​だけ​早く​脱ぎ捨てる​べき​な​の​は​なぜ​です​か。例え​で​説明​し​て​ください。(冒頭​の​写真​を​参照。)(ロ)コロサイ 3​章​5‐9​節​に​よる​と,古い​人格​に​は​どんな​習慣​が​含ま​れ​ます​か。

5 自分​の​服​が​汚れ​て​臭く​なっ​たら​どう​し​ます​か。できる​だけ​早く​脱ぎ捨てる​はず​です。同様​に,神​が​憎ま​れる​習慣​も​すぐ​に​捨てる​必要​が​あり​ます。パウロ​は​こう​述べ​て​い​ます。「そう​し​た​もの​を……ことごとく​捨て去り​なさい」。では,パウロ​が​挙げ​た​事柄​の​うち,「淫行(つまり,性的​不​道徳)」と「汚れ」に​つい​て​考え​ましょ​う。コロサイ 3:5‐9を​読む。)

6,7. (イ)パウロ​は​古い​人格​を​脱ぎ捨てる​ため​に​どんな​こと​が​必要​で​ある​と​述べ​て​い​ます​か。(ロ)さくら​は​どんな​生き方​を​し​て​い​まし​た​か。そう​し​た​生き方​を​やめる​こと​が​でき​た​の​は​なぜ​です​か。

6 性的​不​道徳。聖書​で​言う「淫行」に​は,結婚​し​て​い​ない​人​同士​の​性​関係​が​含ま​れ​ます。同性​愛​も​淫行​に​含ま​れ​ます。パウロ​は「淫行……に​関し​て」自分​の「肢体​を​死ん​だ​もの​と」する,つまり​欲望​を​取り除く​よう​に​と​述べ​まし​た。パウロ​の​描写​から​分かる​よう​に,そう​し​た​悪い​欲望​を​ぬぐい去る​に​は​断固​と​し​た​措置​が​必要​です。それでも,欲望​と​の​闘い​に​勝つ​こと​は​可能​です。

7 日本​の​さくら​ *と​いう​女性​に​つい​て​考え​ましょ​う。さくら​は​寂しさ​や​満たさ​れ​ない​気持ち​を​抱え​て​い​まし​た。そんな​気持ち​を​紛らわす​ため​に,15​歳​の​時​から​何​人​も​の​相手​と​性​関係​を​持つ​よう​に​なり​まし​た。つらい​過去​に​つい​て​こう​打ち明け​て​い​ます。「そんな​生活​を​続け​た​結果,3​回​の​中絶​を​する​こと​に​なり​まし​た。最初​は,相手​から​必要​と​され​愛さ​れ​て​いる​よう​な​安心​感​が​あり​まし​た。しかし,実際​に​は​気持ち​が​安らぐ​どころ​か​不​安定​に​なる​一方​でし​た」。しかし,23​歳​の​時​に​エホバ​の​証人​と​聖書​を​学び​始め​まし​た。学ん​だ​事柄​に​感動​し,エホバ​の​助け​に​よっ​て​強い​罪悪​感​を​克服​し,不​道徳​な​生活​を​やめる​こと​が​でき​まし​た。今​で​は​正規​開拓​者​と​し​て​奉仕​し​て​い​ます。もう​寂しさ​を​感じ​て​は​い​ませ​ん。こう​述べ​て​い​ます。「エホバ​に​愛さ​れ​て​いる​こと​を​日々​実感​で​き,本当​に​幸せ​です」。

汚れ​た​習慣​を​やめる

8. 汚れ​た​行ない​に​は​どんな​もの​が​含ま​れ​ます​か。

8 汚れ。聖書​で​言う「汚れ」に​は​広い​意味​が​あり,性的​な​罪​以外​も​含ま​れ​ます。たばこ​を​吸う​こと​や​卑わい​な​冗談​を​言う​こと​も​含ま​れ​ます。(コリ​二 7:1。エフェ 5:3,4)性的​な​欲情​を​かき立てる​本​を​読む​こと​や​ポルノ​を​見る​こと​など,一​人​で​行なう​事柄​に​も​当てはまり​ます。そう​し​た​事柄​は​マスターベーション​と​いう​汚れ​た​習慣​に​つながり​かね​ませ​ん。(コロ 3:5 *

9. 「性的​欲情」を​募ら​せる​と,どんな​結果​に​なり​ます​か。

9 ポルノ​を​習慣​的​に​見る​なら,「性的​欲情」が​募り,性​依存​症​に​なり​かね​ませ​ん。調査​に​よれ​ば,ポルノ​を​見​たい​と​いう​衝動​を​抑え​られ​ない​人​に​は,アルコール​依存​症​や​薬物​依存​症​の​人​と​似​た​症状​が​見​られ​ます。ポルノ​を​見る​こと​が​習慣​に​なる​と,強い​罪悪​感,仕事​の​生産​性​の​低下,不幸​な​家庭​生活,離婚,自殺​と​いっ​た​悲惨​な​結果​に​つながり​ます。ある​男性​は​ポルノ​を​1​年​間​断ち切れ​た​こと​を​喜び,こう​書き​まし​た。「失っ​て​い​た​自尊​心​を​やっと​取り戻せ​まし​た」。

10. リベイロ​は​ポルノ​を​見る​習慣​を​どの​よう​に​断ち切り​まし​た​か。

10 多く​の​人​は,ポルノ​を​見る​習慣​を​断ち切る​ため​に​継続​的​な​闘い​を​し​て​い​ます。でも,ブラジル​の​リベイロ​の​よう​に,この​闘い​に​勝つ​こと​は​可能​です。リベイロ​は​十​代​の​時​に​家​を​出​て,紙​の​リサイクル​工場​で​働き​始め,そこで​ポルノ​雑誌​を​目​に​する​よう​に​なり​まし​た。こう​語り​ます。「徐々​に​ポルノ​に​はまっ​て​いき​まし​た。ポルノビデオ​を​早く​見​たく​て,同棲​し​て​い​た​女性​が​出かける​の​を​待ちきれ​ない​ほど​でし​た」。ある​日,リベイロ​は​リサイクル​用​の​本​の​山​の​中​で「幸せ​な​家庭​を​築く​秘訣」と​いう​本​を​見つけ,拾っ​て​読み​まし​た。それ​が​きっかけ​で​エホバ​の​証人​と​聖書​を​学ぶ​よう​に​なり​まし​た。長い​時間​が​かかり​まし​た​が,ポルノ​を​見る​習慣​を​断ち切る​こと​が​でき​まし​た。何​が​助け​に​なっ​た​でしょ​う​か。リベイロ​は​こう​言い​ます。「エホバ​に​祈り,聖書​を​学び,学ん​だ​事柄​を​熟考​し​まし​た。エホバ​の​特質​の​素晴らしさ​に​感動​し,神​へ​の​愛​が​強く​なっ​て​いき​まし​た。その​結果,ポルノ​に​対する​欲望​に​打ち勝て​まし​た」。リベイロ​は​聖書​と​聖霊​の​力​に​よっ​て​古い​人格​を​脱ぎ捨て​まし​た。バプテスマ​を​受け,今​で​は​長老​と​し​て​奉仕​し​て​い​ます。

11. どう​すれ​ば​ポルノ​を​見る​習慣​を​断ち切る​こと​が​でき​ます​か。

11 リベイロ​は​ポルノ​を​見る​習慣​を​断ち切る​ため​に,聖書​を​学ぶ​以上​の​こと​を​し​まし​た。じっくり​黙想​し​て,学ん​だ​事柄​が​心​に​しみわたる​よう​に​し​まし​た。エホバ​に​助け​を​祈り​求め​まし​た。その​よう​な​努力​を​払う​こと​に​よっ​て,神​へ​の​愛​が​強まり,ポルノ​に​対する​欲望​に​打ち勝て​まし​た。エホバ​へ​の​愛​を​培い,悪​へ​の​憎しみ​を​強める​こと​は,ポルノ​を​見る​習慣​を​断ち切る​ため​の​最善​の​方法​です。詩編 97:10を​読む。)

怒り,ののしり​の​言葉,うそ​を​捨て去る

12. スティーブン​が​怒り​や​ののしり​の​言葉​を​捨て去る​こと​が​でき​た​の​は​なぜ​です​か。

12 かっと​なっ​て​暴言​を​吐く​人​も​い​ます。その​よう​な​話し方​は​家庭​に​ダメージ​を​与え​ます。オーストラリア​の​スティーブン​は​こう​述べ​て​い​ます。「わたし​は​以前,口汚い​言葉​を​使い,ささい​な​こと​で​激怒​し​て​い​まし​た。妻​と​は​3​回​別居​し,離婚​寸前​でし​た」。この​夫婦​は​エホバ​の​証人​と​研究​する​よう​に​なり​まし​た。スティーブン​は​聖書​の​アドバイス​に​従う​よう​努力​し​まし​た。どう​なっ​た​でしょ​う​か。こう​言い​ます。「家庭​の​雰囲気​が​ずっ​と​良く​なり​まし​た。以前​の​わたし​は​いつ​爆発​する​か​分から​ない​爆弾​の​よう​でし​た。少し​でも​気​に​障る​こと​が​ある​と​怒り​を​ぶちまけ​て​い​まし​た。でも,今​で​は​エホバ​の​助け​の​おかげ​で​穏やか​な​気持ち​を​保てる​よう​に​なり​まし​た」。現在,スティーブン​は​奉仕​の​僕​で,妻​は​何​年​か​正規​開拓​奉仕​を​し​て​い​ます。会衆​の​長老​たち​に​よる​と,「スティーブン​は​穏やか​で​勤勉​で​謙遜​な​兄弟​です」。長老​たち​は​スティーブン​が​怒る​の​を​見​た​こと​が​あり​ませ​ん。スティーブン​は​自分​の​力​で​変化​でき​た​の​でしょ​う​か。こう​言い​ます。「すべて​エホバ​の​おかげ​です。エホバ​の​助け​が​なけれ​ば,これ​ほど​変わる​こと​は​でき​なかっ​た​と​思い​ます」。

13. 怒り​を​表わす​こと​は​なぜ​危険​です​か。聖書​は​怒り​に​つい​て​どんな​警告​を​与え​て​い​ます​か。

13 聖書​は,怒っ​たり,ののしっ​たり,わめい​たり​し​ない​よう​に​と​警告​し​て​い​ます。(エフェ 4:31)そう​し​た​こと​は​暴力​に​発展​しかね​ませ​ん。サタン​の​世​で​は,怒り​を​表わす​の​は​普通​の​こと​と​見​られ​て​い​ます。でも,創造​者​に​とっ​て​は​不快​な​こと​です。多く​の​兄弟​姉妹​は​その​よう​な​古い​人格​を​脱ぎ捨て,新しい​人格​を​身​に​着け​まし​た。詩編 37:8‐11を​読む。)

14. 暴力​的​な​人​が​柔和​に​なる​こと​は​可能​です​か。

14 オーストリア​で​長老​と​し​て​奉仕​し​て​いる​ハンス​の​例​を​考え​ましょ​う。長老​団​の​調整​者​に​よる​と,「ハンス​は​柔和​を​絵​に​描い​た​よう​な​兄弟​です」。でも​以前​は​違い​まし​た。十​代​の​ころ​から​大酒​を​飲み,よく​けんか​し​て​い​まし​た。ある​時,酒​に​酔っ​て​かっと​なり,ガールフレンド​を​殺し​て​しまい​まし​た。20​年​の​懲役​刑​を​言い渡さ​れ​まし​た。刑務​所​に​入っ​て​も​暴力​的​な​性格​は​変わり​ませ​ん​でし​た。やがて,母親​から​依頼​さ​れ​た​長老​の​訪問​を​受け,聖書​を​学び​始め​まし​た。こう​言い​ます。「古い​人格​を​脱ぎ捨てる​の​は​かなり​大変​でし​た。でも,イザヤ 55​章​7​節​の『邪悪​な​者​は​その​道​を……捨て』る​よう​に​と​いう​言葉​が​力​に​なり​まし​た。コリント​第​一 6​章​11​節​の『と​は​いえ,あなた方​の​中​に​は​その​よう​な​人​たち​も​い​まし​た』と​いう​言葉​も​励み​に​なり​まし​た。罪深い​行ない​を​やめる​こと​が​でき​た​の​です。エホバ​は​聖霊​を​用い​て​何​年​も​辛抱強く​わたし​を​助け,新しい​人格​を​身​に​着け​られる​よう​に​し​て​ください​まし​た」。ハンス​は​刑務​所​に​いる​間​に​バプテスマ​を​受け,17​年​半​の​刑期​の​後​に​釈放​さ​れ​まし​た。「エホバ​の​あふれる​ほど​豊か​な​憐れみ​と​許し​に​感謝​し​て​い​ます」と​述べ​て​い​ます。

15. どんな​行ない​も​古い​人格​の​一部​です​か。聖書​は​その​行ない​に​つい​て​何​と​述べ​て​い​ます​か。

15 うそ​を​つく​こと​も​古い​人格​の​一部​です。世​の​多く​の​人​は​税​の​申告​を​ごまかし​たり,罰​を​逃れ​よう​と​し​て​うそ​を​つい​たり​し​ます。しかし,エホバ​は「真理​の​神」です。(詩 31:5)ですから,エホバ​の​崇拝​者​は「おのおの​隣人​に​対し​て​真実​を​語り」,「偽り​を​語っ​て​は​なり​ませ​ん」。(エフェ 4:25。コロ 3:9)恥ずかしい​思い​を​する​と​し​て​も,都合​が​悪く​て​も,真実​を​語ら​なけれ​ば​なり​ませ​ん。(箴 6:16‐19

どの​よう​に​勝利​を​収め​た​か

16. どう​すれ​ば​古い​人格​を​脱ぎ捨てる​こと​が​でき​ます​か。

16 自分​の​力​だけ​で​古い​人格​を​脱ぎ捨てる​こと​は​でき​ませ​ん。この​記事​に​出​て​き​た,さくら,リベイロ,スティーブン,ハンス​は,悪い​習慣​を​捨て去る​ため​に​懸命​に​闘わ​なけれ​ば​なり​ませ​ん​でし​た。でも,聖書​と​聖霊​の​力​に​よっ​て,勝利​を​収める​こと​が​でき​まし​た。(ルカ 11:13。ヘブ 4:12)わたしたち​も,聖書​と​聖霊​の​力​を​得る​ため​に,毎日​聖書​を​読み,黙想​し​なけれ​ば​なり​ませ​ん。また,聖書​の​アドバイス​を​当てはめ​られる​よう,知恵​と​力​を​絶え​ず​祈り​求める​必要​が​あり​ます。(ヨシュ 1:8。詩 119:97。テサ​一 5:17)準備​し​て​集会​に​出席​する​こと​も​大切​です。(ヘブ 10:24,25)エホバ​の​組織​の​出版​物,JW Broadcasting<ブロードキャスティング>,JW Library<ライブラリー>,jw.org​など​も​十分​に​活用​し​ます。(ルカ 12:42

どう​すれ​ば​古い​人格​を​脱ぎ捨てる​こと​が​できる​か。(16​節​を​参照。)

17. 次​の​記事​で​は​どんな​こと​を​考え​ます​か。

17 クリスチャン​が​脱ぎ捨て,二​度​と​身​に​着け​ない​よう​に​す​べき​古い​人格​に​つい​て​考え​まし​た。でも,神​に​喜ん​で​いただく​に​は,古い​人格​を​脱ぎ捨てる​だけ​で​は​なく,新しい​人格​を​身​に​着ける​必要​が​あり​ます。次​の​記事​で​は,わたしたち​が​ずっ​と​身​に​着け​て​い​なけれ​ば​なら​ない​新しい​人格​に​つい​て​考え​ます。

^ 7節 この​記事​に​出​て​くる​一部​の​名前​は​変え​て​あり​ます。

^ 8節 「若い​人​が​尋ねる​質問 ― 実際​に​役立つ​答え」第​1​巻​の​25​章​を​参照。