1. パウロはどんなことを率そっ直ちょくに認みとめていますか。

使し徒とパウロは，自じ分ぶんが弱よわいと感かんじる場ば合あいがあることを率そっ直ちょくに認みとめています。体からだが「衰おとろえていく」こと，正ただしいことをしようと苦く闘とうしていること，自じ分ぶんの願ねがい通どおりの方ほう法ほうでエホバが祈いのりに答こたえてくださるとは限かぎらないことを認みとめています。（コリ二に 4:16; 12:7-9。ロマ 7:21-23）反はん対たい者しゃたちから弱よわ々よわしいと思おもわれていることも認みとめていました。 * しかし，人ひとからけなされても，自じ分ぶんに弱よわさがあっても，自じ分ぶんには価か値ちがないとは考かんがえませんでした。（コリ二に 10:10-12，17，18）

2. コリント第だい二に 12章しょう9，10節せつによると，パウロはどんな点てんを学まなびましたか。

² パウロは大たい切せつな点てんを学まなびました。自じ分ぶんが弱よわいと感かんじるときにも強つよくなれる，という点てんです。（コリント第だい二に12:9，10を読よむ。）エホバはパウロに，「人ひとが弱よわい時ときにこそ，私わたしの力ちからは完かん全ぜんに発はっ揮きされる」と言いいました。エホバがパウロに必ひつ要ような力ちからを与あたえ，弱よわい部ぶ分ぶんを補おぎなう，という意い味みです。ではまず，反はん対たい者しゃたちに侮ぶ辱じょくされても心こころを乱みだす必ひつ要ようがないのはなぜかを考かんがえましょう。

3. 侮ぶ辱じょくを喜よろこべるのはなぜですか。

³ 侮ぶ辱じょくされてうれしい人ひとはいません。敵てき対たい者しゃに侮ぶ辱じょくされてひどく心こころを乱みだされるなら落らく胆たんしてしまいます。（格かく 24:10）では，侮ぶ辱じょく されるときにどう考かんがえるとよいですか。パウロのように「侮ぶ辱じょく」を喜よろこぶことができます。（コリ二に 12:10）なぜですか。侮ぶ辱じょくされ反はん対たいされることは，イエスの真しんの弟で子しであるしるしだからです。（ペテ一いち 4:14）イエスは弟で子したちが迫はく害がいに遭あうと言いいました。（ヨハ 15:18-20）その通とおりのことが1世せい紀きに起おきました。当とう時じ，クリスチャンはギリシャ文ぶん化かの影えい響きょうを受うけた人ひとたちから無む知ちで弱よわい人ひとと見みられていました。ユダヤ人じんからは，使し徒とのペテロやヨハネと同どう様よう，「教きょう育いくのない普ふ通つうの人ひと」と見みられていました。（使し徒と 4:13）クリスチャンが弱よわい存そん在ざいと見みられていたのは，政せい治じに関かかわることがなく，軍ぐん務むに就つかず，社しゃ会かいの役やくに立たたないと考かんがえられていたからです。

4. 初しょ期きのクリスチャンたちは，反はん対たい者しゃたちに見み下くだされて活かつ動どうをやめてしまいましたか。

⁴ 初しょ期きのクリスチャンたちは，反はん対たい者しゃたちに見み下くだされて活かつ動どうをやめてしまいましたか。いいえ。ペテロとヨハネは，イエスの教おしえを広ひろめ，イエスの弟で子しであるゆえに迫はく害がいされることを栄えい誉よと見みなしました。（使し徒と 4:18-21; 5:27-29，40-42）恥はじる理り由ゆうはありませんでした。1世せい紀きの謙けん遜そんなクリスチャンたちは結けっ果か的てきに，反はん対たい者しゃたちよりもはるかに人ひと々びとのためになることをしたからです。例たとえば，イエスに従したがう人ひとたちが書かいた聖せい書しょは，無む数すうの人ひと々びとの役やくに立たち，希き望ぼうを与あたえてきました。その人ひとたちが広ひろめてきた神かみの王おう国こくは，今いま存そん在ざいしているだけでなく，間まもなく全ぜん人じん類るいを統とう治ちします。（マタ 24:14）クリスチャンを迫はく害がいしたローマ帝てい国こくはすでに崩ほう壊かいしていますが，イエスに従したがった人ひとたちは今いま天てんで王おうとして治おさめています。一いっ方ぽう，当とう時じの反はん対たい者しゃたちはもう生いきていません。仮かりに復ふっ活かつするとしても，神かみの王おう国こくの統とう治ちに従したがうことになります。その王おう国こくは，自じ分ぶんたちが憎にくんでいたクリスチャンたちが広ひろめていたものです。（啓けい 5:10）

5. ヨハネ 15章しょう19節せつによれば，エホバの証しょう人にんが見み下くだされるのはなぜですか。

⁵ 私わたしたちエホバの証しょう人にんは，時とき折おり見み下くだされ，無む知ちで弱よわい人ひととしてあざけられることがあります。周しゅう囲いの人ひとたちと同おなじ態たい度どを取とらないからです。私わたしたちは，謙けん遜そん，温おん厚こう，従じゅう順じゅんであるように努つとめています。世よの人ひとたちは，高こう慢まん，傲ごう慢まん，反はん抗こう的てきな人ひとになびきます。さらに，私わたしたちは政せい治じに関かかわることはなく，どんな国くにの軍ぐん務むに就つくこともしません。世よに形かたち作づくられないようにしているので，劣おとった存そん在ざいと見みなされます。（ヨハネ 15:19を読よむ。ロマ 12:2）

6. エホバは私わたしたちを用もちいてどんなことを行おこなっていますか。

⁶ 私わたしたちが世よでどう思おもわれているとしても，エホバは私わたしたちを用もちいて壮そう大だいなことを行おこなっています。かつてない規き模ぼでの伝でん道どう活かつ動どうを推おし進すすめています。エホバに仕つかえる人ひとたちは，世せ界かいで最もっとも多おおくの言げん語ごに翻ほん訳やくされ，最もっとも広ひろく頒はん布ぷされている雑ざっ誌しを生せい産さんしています。聖せい書しょを使つかって，幾いく百ひゃく万まんもの人ひとたちが充じゅう実じつした生せい活かつを送おくれるよう助たすけています。エホバの力ちからなしにはできないことです。一いっ見けん弱よわい人ひとたちから成なる集しゅう団だんを用もちいて驚おどろくべき事こと柄がらを行おこなっているのはエホバです。では，私わたしたち一人ひとり一人ひとりについてはどうですか。エホバは個こ人じんにも力ちからを与あたえてくださいますか。力ちからを頂いただくために何なにをする必ひつ要ようがありますか。パウロから学まなべる3つの点てんを考かんがえましょう。

7. パウロから学まなべる1つの点てんは何なんですか。

⁷ パウロから学まなべる1つの点てんは，エホバに仕つかえる 時とき，自じ分ぶんの力ちからや能のう力りょくに頼たよってはならない，ということです。多おおくの人ひとから見みれば，パウロが高こう慢まんになり，自じ分ぶんに頼たよるとしても不ふ思し議ぎではありませんでした。パウロはローマの属ぞく州しゅうキリキアの首しゅ都とタルソスで育そだちました。タルソスは繁はん栄えいした都と市しであり，学がく問もんの中ちゅう心しん地ちでした。パウロは高たかい教きょう育いくを受うけました。当とう時じのユダヤ人じんの指し導どう者しゃで，とても尊そん敬けいされていたガマリエルという人ひとから教おしえられました。（使し徒と 5:34; 22:3）パウロもユダヤ人じんの社しゃ会かいで影えい響きょう力りょくを持もつようになりました。「多おおくの同どう年ねん代だいの同どう胞ほうよりもユダヤ教きょうに打うち込こ[んでいた]」と言いっています。（ガラ 1:13，14。使し徒と 26:4）それでも自じ分ぶんの力ちからに頼たよることはありませんでした。

8. フィリピ 3章しょう8節せつと脚きゃく注ちゅうによれば，パウロは手て放ばなしたものをどう見みなしましたか。パウロが「弱よわいところ」を喜よろこんだのはなぜですか。

⁸ パウロは，世よの人ひと々びとからすれば強つよみにできるものを進すすんで手て放ばなしました。そうしたものを「多おおくのごみ」と見みなしました。（フィリピ 3:8と脚きゃく注ちゅうを読よむ。）パウロはイエスに従したがったために多おおくの困こん難なんを経けい験けんしました。自じ国こく民みんから憎にくまれました。（使し徒と 23:12-14）自じ分ぶんと同おなじローマ市し民みんから打うちたたかれ，牢ろう屋やに入いれられました。（使し徒と 16:19-24，37）自じ分ぶんの不ふ完かん全ぜんさを痛つう感かんしていました。（ロマ 7:21-25）反はん対たいされたり，自じ分ぶんの弱よわさを思おもい知しらされたりしても，イエスに従したがうことをやめず，「弱よわいところ」を喜よろこびました。なぜですか。弱よわい時とき，神かみの力ちからが働はたらいたことが分わかったからです。（コリ二に 4:7; 12:10）

9. エホバに差さし出だせるものがないと思おもうとき，どうしたらよいですか。

⁹ エホバから力ちからを頂いただきたいなら，体たい力りょく，教きょう育いく，育そだち，富とみによって自じ分ぶんの価か値ちが決きまると考かんがえてはなりません。エホバに用もちいていただくのに，そうした要よう素そが大たい切せつなのではありません。エホバに仕つかえる人ひとの中なかで，「人ひとから見みて賢かしこい人ひと，力ちからのある人ひと，高こう貴きな生うまれの人ひとは多おおくありません」。エホバは「世よの中なかの弱よわいもの」を選えらんで用もちいます。（コリ一いち 1:26，27）自じ分ぶんにはエホバ に差さし出だせるものがないと考かんがえてエホバに仕つかえるのをためらわないでください。エホバの力ちからが自じ分ぶんのうちに働はたらくのを見みるチャンス，と考かんがえてください。あなたの信しん仰こうに異い論ろんが挟はさまれておじけづきそうなときには，大だい胆たんに信しん仰こうを弁べん明めいできるようエホバに助たすけを祈いのり求もとめてください。（エフェ 6:19，20）重おもい病びょう気きと闘たたかっているなら，エホバにできる限かぎり奉ほう仕しできるよう，必ひつ要ような力ちからを求もとめて祈いのってください。エホバの助たすけを経けい験けんするたびに，あなたの信しん仰こうは深ふかまり，あなたは強つよくなっていくでしょう。

10. ヘブライ 11章しょう32-34節せつに挙あげられているような，エホバに信しん仰こうを示しめした人ひとの例れいについて考かんがえるとよいのはなぜですか。

¹⁰ パウロは聖せい書しょを熱ねっ心しんに学まなびました。聖せい書しょに記しるされている事こと柄がらをよく知しっていましたが，聖せい書しょ中ちゅうの人じん物ぶつの手て本ほんから教きょう訓くんを得えてもいました。ヘブライ人じんのクリスチャンに手て紙がみを書かいた時とき，エホバに信しん仰こうを示しめしたたくさんの人ひとの例れいを挙あげ，その人ひとたちの手て本ほんを思おもい巡めぐらすよう勧すすめました。（ヘブライ 11:32-34を読よむ。）そのうちの1人ひとりであるダビデ王おうについて考かんがえてみましょう。ダビデは敵てきに立たち向むかわなければならないだけでなく，以い前ぜんは友ともだった人ひとたちから攻こう撃げきされました。パウロは，ダビデの生しょう涯がいについて思おもい巡めぐらすことからどんな励はげみを得えたでしょうか。私わたしたちはどのようにパウロに倣ならえますか。

11. ダビデが弱よわく見みえたのはなぜですか。（表ひょう紙しの絵えを参さん照しょう。）

¹¹ 体たい格かくの良よい戦せん士しゴリアテからすれば，ダビデは弱よわい若わか者ものにすぎませんでした。ゴリアテは，「ダビデを見みて，侮あなど[り]」ました。体たい格かく，装そう備び，戦たたかいの訓くん練れんの点てんで自じ分ぶんの方ほうがずっと上うえです。ダビデはといえば，経けい験けんのない少しょう年ねんにすぎず，戦せん場じょうに出でるような装そう備びを着つけてすらいません。ところが，この弱よわみは強つよみになりました。ダビデはエホバの力ちからに頼たよって敵てきを倒たおしました。（サム一いち 17:41-45，50）

12. ダビデはどんな経けい験けんもしましたか。

¹² ダビデは，自じ分ぶんは弱よわくて力ちからがないと感かんじるような別べつの経けい験けんもしました。ダビデは，エホバが選えらんだイスラエルの王おうサウルにひたすら尽つくしてきました。サウルは初はじめ，ダビデを高たかく評ひょう価かしていました。しかし，後のちにプライドが邪じゃ魔まをしてダビデを嫉しっ妬とするようになりました。ダビデに危き害がいを加くわえ，殺ころそうとさえしました。（サム一いち 18:6-9，29; 19:9-11）

13. ダビデはサウルから不ふ当とうな仕し打うちを受うけた時とき，どうしましたか。

¹³ ダビデはサウルから不ふ当とうな仕し打うちを受うけましたが，エホバの選えらんだ王おうに敬けい意いを示しめし続つづけました。（サム一いち 24:6）サウルからされたことでエホバを恨うらんだりしませんでした。苦くるしい状じょう況きょうに耐たえるための力ちからを求もとめてエホバに頼たよりました。（詩し 18:1，表ひょう題だい）

14. パウロは，ダビデに似にたどんな経けい験けんをしましたか。

¹⁴ パウロもダビデのような経けい験けんをしました。パウロに敵てき対たいする人ひとたちは，パウロよりもはるかに強きょう力りょくでした。当とう時じの名なの知しれた指し導どう者しゃたちに憎にくまれました。打うちたたかれ牢ろう屋やに入いれられることもよくありました。ダビデのように，本ほん来らいは友ともであるはずの人ひとたちからひどい扱あつかいを受うけました。クリスチャン会かい衆しゅうの中なかにいる人ひとたちから反はん対たいされることもありました。（コリ二に 12:11。フィリ 3:18）でもパウロは反はん対たいに負まけ ませんでした。迫はく害がいされても伝でん道どうを続つづけました。仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいに気き落おちさせられることがあっても，揺ゆるぎない愛あいを示しめし続つづけました。何なによりも，最さい後ごまでエホバに仕つかえ続つづけました。（テモ二に 4:8）そこまでできたのは，パウロが強つよかったからではなく，エホバの力ちからに頼たよったからです。

15. 反はん対たいされるとき，私わたしたちが目め指ざすのはどんなことですか。そのために何なにができますか。

¹⁵ クラスメート，職しょく場ばの同どう僚りょう，エホバの証しょう人にんではない家か族ぞくから侮ぶ辱じょくされたり迫はく害がいされたりすることがありますか。会かい衆しゅうの誰だれかからつらく当あたられたことがありますか。そうであれば，ダビデやパウロの手て本ほんを思おもい出だしましょう。「善ぜんによって悪あくを征せい服ふくし」続つづけることができます。（ロマ 12:21）反はん対たいされるとき，私わたしたちはダビデのように文も字じ通どおり相あい手てを倒たおすことはしません。でも状じょう況きょうが許ゆるすなら，相あい手てがエホバと聖せい書しょについて理り解かいできるよう助たすけることにより，悪あくを征せい服ふくします。そのために，聖せい書しょを使つかって人ひと々びとの疑ぎ問もんに答こたえ，つらく当あたる人ひとにも敬けい意いを込こめつつ親しん切せつに接せっし，敵てき対たいする人ひとを含ふくめ全すべての人ひとに善ぜんを行おこないます。（マタ 5:44。ペテ一いち 3:15-17）

16-17. パウロはどんなことを忘わすれませんでしたか。

¹⁶ パウロは，イエスに従したがうようになる前まえは横おう柄へいな若わか者もので，イエスの弟で子したちを迫はく害がいしていました。（使し徒と 7:58。テモ一いち 1:13）イエスは事じ態たいに介かい入にゅうし，当とう時じサウロとして知しられていたパウロが会かい衆しゅうに危き害がいを加くわえるのをやめさせました。天てんからパウロに話はなし掛かけ，パウロの視し力りょくを奪うばいました。パウロが視し力りょくを取とり戻もどすには，まさに自じ分ぶんが迫はく害がいしていた人ひと々びとからの助たすけを受うけ入いれる必ひつ要ようがありました。パウロは謙けん遜そんになり，アナニアという弟で子しの助たすけを受うけ入いれ，目めが見みえるようになりました。（使し徒と 9:3-9，17，18）

¹⁷ パウロは後のちに，クリスチャン会かい衆しゅうの主おも立だった人ひとになりました。でもダマスカスへの道どう中ちゅうでイエスから教おしえられた事こと柄がらを忘わすれることはあり ませんでした。謙けん遜そんであり続つづけ，兄きょう弟だい姉し妹まいからの助たすけを進すすんで受うけ入いれました。兄きょう弟だい姉し妹まいが「力ちからづけ，助たすけてくれて」いることを認みとめています。（コロ 4:10，11，脚きゃく注ちゅう）

18. 兄きょう弟だい姉し妹まいからの助たすけを受うけ入いれるのをためらう場ば合あいがあるのはなぜですか。

¹⁸ パウロから何なにを学まなべますか。私わたしたちは集しゅう会かいに行いき始はじめた頃ころは，喜よろこんで他たの人ひとの助たすけを受うけ入いれていたことでしょう。信しん仰こうにおいて未み熟じゅくで，学まなぶべきことがたくさんあると思おもっていたからです。（コリ一いち 3:1，2）今いまはどうですか。エホバに長ながく仕つかえ，経けい験けんを積つんでくると，以い前ぜんほど素す直なおに他たの人ひとからの助たすけを受うけ入いれていないかもしれません。自じ分ぶんよりも経けい験けんの浅あさい人ひとから助たすけを差さし伸のべられる場ば合あいは特とくにそうです。しかし，エホバはしばしば兄きょう弟だい姉し妹まいを用もちいて私わたしたちを力ちからづけます。（ロマ 1:11，12）エホバから力ちからを頂いただきたいと思おもうなら，そのことを心こころに留とめておく必ひつ要ようがあります。

19. パウロがエホバに喜よろこばれる働はたらきをすることができたのはなぜですか。

¹⁹ パウロはクリスチャンになった後あと，目め覚ざましい働はたらきをしました。なぜそうできましたか。エホバに喜よろこばれる働はたらきをするには，体たい力りょく，教きょう育いく，富とみ，社しゃ会かい的てき立たち場ばに頼たよるのではなく，謙けん遜そんであり，エホバに頼たよることが重じゅう要ようである，ということを知しっていたからです。パウロに倣ならって，（1）エホバに頼たより，（2）聖せい書しょ中ちゅうの手て本ほんから学まなび，（3）兄きょう弟だい姉し妹まいからの助たすけを受うけ入いれましょう。そうすれば，自じ分ぶんがどんなに弱よわいと感かんじるとしても，エホバが力ちからを与あたえてくださいます。