シエラレオネとギニア ダイヤモンドに勝るもの タンバ・ジョサイア 言語を選ぶ ダイヤモンドに勝るもの 生まれた年 1948年 バプテスマ 1972年 プロフィール 真理に入る前,ダイヤモンド鉱山で働いていた。現在はシエラレオネ支部委員会の一員。 1970年当時,私はトンゴ・フィールドにある英国の鉱山会社で働いていました。そこはケネマの北にあるダイヤモンドの豊富な場所です。仕事以外の時間にダイヤモンドを探すこともしました。原石を見つけると,きちんとした服装でケネマに行ってそれを売り,手にしたお金を遊びに使ったものです。 1972年,エホバの証人と出会い,聖書研究を始めました。5か月後,バプテスマを受ける資格にかなうようになりました。しかし,休暇が残っていなかったので,地域大会に行ってバプテスマを受けられるよう,同僚に,代わりに働いてもらえないかと尋ねました。すると,1週間分の給料をくれるなら代わってもいいと言われました。バプテスマは私にとってお金よりずっと大切だったので,喜んでその条件をのみました。大会から戻ると,同僚から,神に仕えるのは正しいことだからお金はいらないと言われました。 半年後,収入のよいその仕事を辞め,特別開拓者になって天に宝を蓄えることにしました。―マタ 6:19,20。 18年にわたり,国の様々な所で特別開拓者や巡回監督として奉仕しました。その間に結婚して,クリスティアーナという忠節でいつも支えてくれる妻を持ち,娘リネットにも恵まれました。 かつてはダイヤモンドを探すことに夢中でしたが,はるかに勝るものを見つけました。宝のような真理とエホバへの奉仕の特権です シエラレオネの内戦中,私と妻はボーで開拓奉仕をしました。ボーにもダイヤモンドの大規模な採掘場がありましたが,私たちはそこで別の“ダイヤモンド”をたくさん見いだしました。真のクリスチャンの弟子たちです。4年の間に会衆は60%以上増加し,今ではボーに活発な会衆が3つあります。 2002年,シエラレオネ支部委員会の一員として奉仕するよう招かれました。夫婦でベテルの近くに住み,私はベテルに通い,妻は特別開拓者として奉仕しています。リネットはベテルのクリオ語翻訳チームで働いています。 私はかつてダイヤモンドを探すことに夢中でした。でもそれよりはるかに勝るものを見つけました。宝のような真理とエホバへの奉仕の特権です。真のクリスチャンの弟子たちという“ダイヤモンド”を18人見いだす喜びも味わいました。エホバはまさに,あふれるほど豊かに祝福してくださったのです。 戻る 次へ 印刷 シェアする シェアする ダイヤモンドに勝るもの 2014 エホバの証人の年鑑 ダイヤモンドに勝るもの 日本語 ダイヤモンドに勝るもの https://cms-imgp.jw-cdn.org/img/p/302014014/univ/art/302014014_univ_sqr_xl.jpg