今こん後ご，数すう週しゅう間かんのうちに，世せ界かいのさまざまな国くにで選せん挙きょが行おこなわれます。人ひと々びとは政せい治じのリーダーを選えらぶという大だい事じな決けっ定ていをすることになります。

 では，聖せい書しょからどんなことが分わかるでしょうか。

 聖せい書しょには，人にん間げんのリーダーの限げん界かいについてこう書かかれています。

•   「権けん力りょく者しゃにも人ひとの子こにも頼たよってはならない。その人ひとたちには救すくう力ちからがない。人ひとは息いき絶たえると地じ面めんに戻もどる。まさにその日ひ，その人ひとの考かんがえは消きえうせる」。（詩し編へん 146:3，4）

 どんなに優すぐれたリーダーでも，やがては死しんでしまいます。また，ふさわしい後こう継けい者しゃが現あらわれるとは限かぎりません。（伝でん道どうの書しょ 2:18，19）

 聖せい書しょによると，人にん間げんにはもともと自じ分ぶんたちを治おさめる能のう力りょくがありません。

•   「人ひとは……自じ分ぶんで自じ分ぶんの歩あゆみを導みちびくことができない」。（エレミヤ 10:23）

 では，リーダーとしてふさわしい人ひとはいるのでしょうか。

 聖せい書しょによると，神かみ様さまは信しん頼らいできる最もっとも優すぐれたリーダーとしてイエス･キリストを選えらびました。（詩し編へん 2:6）イエスは神かみの王おう国こくの王おうで，天てんから統とう治ちを行おこないます。（マタイ 6:10）

 あなたは，イエスをリーダーとして選えらびますか。そうするのが大たい切せつなのはなぜでしょうか。聖せい書しょにはこう書かかれています。

•   「神かみの子こ[イエス･キリスト]を敬うやまえ。さもないと，神かみが憤いきどおり，あなた方がたは道みちから消きえうせる。神かみの怒いかりは瞬またたく間まに燃もえ上あがるからだ。神かみのもとに避ひ難なんする人ひとは皆みな，幸しあわせだ」。（詩し編へん 2:12）

 今いまこそ，誰だれをリーダーとするかを決きめる時ときです。聖せい書しょの預よ言げんによると，イエスは1914年ねんに統とう治ちを始はじめ，神かみの王おう国こくが間まもなく人にん間げんの全すべての政せい府ふに代かわって地ち球きゅうを治おさめます。（ダニエル 2:44）

 では，どうすればリーダーであるイエスを支し持じできるでしょうか。詳くわしくは，「いま神かみの王おう国こくを支し持じする」という記き事じをご覧らんください。