【ニューヨーク】2013年4月13日，ニュージャージー州ジャージーシティーにあるスタンレー劇場が，エホバの証人による6か月間の改装工事を経て再びオープンしました。この劇場は，ほぼ30年にわたり，大規模な公開聖書教育の場である大会ホールとして使用されています。今回の改装により，無料の聖書教育を行なうための機能性が向上しました。

年間25万人以上が利用するこのホールは，座席が新しくなって，より快適になりました。メインホールおよび隣接する各部屋には，おもにアメリカ手話の大会で使用するための最新ビデオシステムが導入されました。

工事の大部分はエホバの証人の自発奉仕者によって行なわれました。アメリカ各地から来た奉仕者たちが，このユニークな歴史を持つ古い建物の改装に参加しました。

スタンレー劇場は，1920年代後半に建てられ，それ以来ニュージャージーでよく知られた建物です。当時，アメリカ国内で建設された最大級の映画館の一つでした。1978年に閉館を余儀なくされましたが，1983年にエホバの証人がこの歴史のある建物を買い取り，荒れ放題の状態から救いました。1985年に再び使用できるようになってからは，エホバの証人の聖書教育の場として用いられています。

今回の改装について，エホバの証人のスポークスマンであるJ･R･ブラウンはこう述べています。「スタンレー劇場は，おもに崇拝のための建物として使用されており，15以上の言語グループの人々が聖書を学ぶためにやって来ます。とはいえ，地元ニュージャージーの人々からも愛されており，わたしたちはそうした歴史を受け継いでゆけることをうれしく思っています」。

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