2019年11月20日
アメリカ合衆国
カリフォルニア州で相次ぐ山火事
ここ数カ月間,カリフォルニア州内で相次いで発生した山火事により,362平方キロメートルが焼失し,広範囲で焼け野原となりました。
米国支部の報告によると,1700人以上の兄弟姉妹が避難を余儀なくされました。死傷者は報告されていません。2019年10月10日にカライムザで始まった「サンダルウッド・ファイア」により,兄弟の家屋1軒が全焼しました。また,煙による軽微な損傷を受けた家屋もあります。避難した人たちのほとんどは家に帰ることができています。
火災があった地域に住んでいる1人の長老はこうコメントしています。「こういう時に指示に従うことの大切さは,強調してもし過ぎることはありません。兄弟たちが直ちに危険な地域から避難したので,消防士の方たちは人命救助にではなく,消火に専念することができました」。
巡回監督や地元の長老たちは,避難した人たちに必要な救援物資が行き渡るように見届けています。周辺地域の兄弟姉妹が示した気遣いやもてなしは際立っています。この愛にあふれた気遣いについて,1人の巡回監督はこうコメントしています。「避難した人たち全員の宿泊先を見つけるのに苦労しませんでした」。
私たちは,山火事によって避難した兄弟姉妹を「とても慰めてくれ[る]」人たちがいることについて,エホバに感謝しています。(コロサイ 4:11)