2020年4月27日
アメリカ合衆国
2020年記念式の報告 アメリカ
フロリダ州の2つの刑務所で記念式の話が配信される
4月7日の夜,フロリダ州パーム・ビーチ郡の2つの刑務所で1100人以上の受刑者に向けて記念式の話の録画が配信されました。その場にエホバの証人はいませんでした。
その刑務所では毎週12人の兄弟たちが伝道を行っています。1人の兄弟はこう言っています。「何もかもがこんなにうまくいくなんて驚きました。エホバは受刑者の人たちに記念式の話を聞いてほしかったんだと思います」。
兄弟たちは刑務所の教育を担当する教誨師(きょうかいし)に刑務所で記念式を行えるよう許可を求めていました。その後,新型コロナウイルスの感染が世界的に広まったため,その計画は行き詰まってしまいました。でも驚いたことに,教誨師の方から記念式の話の録画をもらえないかと尋ねてきました。既に2つの刑務所で話の録画を配信する準備までしていました。
兄弟たちは記念式の招待状を教誨師に送るつもりでした。その招待状を受刑者に配布するか刑務所内で掲示するかしてもらうためです。ところが教誨師は既に刑務所内のあちこちに記念式の知らせを張り出していました。記念式の夜には受刑者全員が記念式の話を視聴できるようになっていました。
記念式の後,教誨師から受刑者のためにもっと聖書が欲しいという連絡がありました。刑務所にあった聖書は全て配布してしまったからです。聖書を読みたいという受刑者が多くて聖書を届けてもすぐに足りなくなりました。
良い知らせは刑務所の高い壁を乗り越えて受刑者の元に届いています。(マタイ 24:14)