【ニューヨーク】エホバの証人は，ニューヨーク市ブルックリンのダンボ地区とブルックリン･ハイツで大きな注目を集めている幾つかの物件を売りに出しました。競争入札の手続きが始まったのは，ブルックリンにある更地としては最大級のジェイ通り85番と，コロンビア･ハイツ124番の10階建ての宿舎棟です。現在，世界本部として用いられているコロンビア･ハイツ25番と30番も売りに出されています。これら3か所の物件は，不動産管理を行なうワッチタワー･リアルエステート･オフィスによって提供されており，それらは個別に売却される予定です。

エホバの証人のスポークスマンであるリチャード･ディバインは，土地面積が1万2500平方メートルあるジェイ通り85番について，次のように述べています。「市の一区画全体を占めるこの土地は，活気あふれるダンボ地区のそばに位置しており，9万3000平方メートル近くの開発権があります」。

コロンビア･ハイツ124番にある面積1万4000平方メートルの宿舎棟は，評判の高いブルックリン･ハイツ歴史地区の遊歩道のそばに建っています。ディバイン氏はこう語ります。「ブルックリン橋や自由の女神，ロウアー･マンハッタンのビル群といった景色を見渡せる素晴らしい建物です」。

幾十年にもわたり，エホバの証人の世界本部はコロンビア･ハイツ25番と30番に置かれてきました。（トップの写真）屋上にある“Watchtower”のサインと時計は有名で，多くのニューヨーカーに親しまれています。敷地面積は6万8000平方メートルを超え，市の区画のほぼ2つ分の広さです。この建物からは，ブルックリン橋を一望できます。

エホバの証人の今後の計画についてディバイン氏は，「この度の売却は，世界本部のニューヨーク州ウォーウィックへの移転計画における，次のステップです」と話します。

広報担当:

世界本部: David A. Semonian, 広報オフィス，tel. +1 718 560 5000

日本: 松永一樹，046-233-0005 (+81 46 233 0005)