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2020年1月16日
イギリス

イギリスのベテル家族 チェルムスフォードの新施設へ

イギリスのベテル家族 チェルムスフォードの新施設へ

2020年1月1日,イギリスのベテル家族がエセックス州チェルムスフォード近郊にある新しい施設に引っ越し始めました。2020年3月の始めごろには,全時間奉仕者全員が新しい支部事務所で生活し働くことになります。

英国支部は1959年以来,ロンドンのミル・ヒルを拠点としてきました。伝道活動が拡大して仕事が増えるにつれ,支部は広範囲に点在する施設を数多く所有するようになりました。これにより,各施設のメンテナンスを行い,ベテル家族が施設間を移動する必要が生じました。支部では長い間印刷も行われ,ピーク時には世界中の出版物の10パーセント以上を印刷していました。2018年3月,92年におよぶ生産が終わり,印刷機が売却されました。 a

2020年1月1日,支部施設の建設に携わった兄弟姉妹が,引っ越してくるベテル家族を歓迎している。

新しい英国支部の建設が完了するのに5年かかりました。全ての施設が1カ所に集約したおかげで,効率が上がり,寄付の節約になりました。支部施設には,2棟の作業棟,事務棟,400人以上を収容できる6棟の宿舎棟が含まれます。多目的施設は講堂,食堂,集会場として使用できます。

現在英国支部はさまざまな地域の伝道活動を監督しています。その中には,アイルランド,ガーンジー島,ジャージー島,フォークランド諸島,マルタ,マン島が含まれます。支部では今後,オーディオとビデオのコンテンツや,電子出版物の生産に専念します。また,1800を超える会衆で奉仕する15万人以上の伝道者の活動を引き続き支えます。

新しいベテル施設の見学は,2020年4月6日に始まる予定です。見学者は,イギリスとアイルランドにおける聖書の歴史や,エホバの拡大する組織におけるベテルの役割など,さまざまな展示を楽しむことができます。

英国の支部委員会の一員であるスティーブン・ハーディー兄弟は,この建設プロジェクトの始めから関わってきました。大勢の参加者の気持ちを次のように代弁しています。「エホバは国内や外国から来た大勢の奉仕者たちの意欲を高めてこられました。結果は私たちの想像をはるかに超え,エホバをたたえるものとなっています」。(エフェソス 3:20

a 英国支部が行っていた印刷は,現在ドイツのゼルタースにある中央ヨーロッパ支部が行っています。

 

緑に覆われた英国支部の上空からの眺め

姉妹が見学者のために受付で出版物を並べている。

コミューターの兄弟姉妹が新しい会議室で開かれたオリエンテーションに参加している。

兄弟姉妹が昼食を楽しんでいる。多目的施設は食堂としても使われる。

ベテルへの入り口にある「Kingdom Way」(王国の道)というサイン