2023年11月28日
インド
コーンカニー語(ローマ字)の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」が発表される
2023年11月17日,インドのマーガオで開かれた「辛抱強い人になりましょう」地区大会で,コーンカニー語(ローマ字)の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」が発表されました。出席者413人は聖書の電子版をすぐにダウンロードすることができました。印刷版は近いうちに入手できるでしょう。
コーンカニー語はインドの西海岸に住む300万人以上が話す言語で,5種類の文字で表記されています。インドのゴア州に住む約50万人は,ローマ字で表記されるコーンカニー語を使っています。現在,コーンカニー語(ローマ字)の会衆は7つあり,400人以上の伝道者が奉仕しています。コーンカニー語(ローマ字)に翻訳された聖書は今まで1つしかありませんでした。
新しい聖書では表現力に富む日常語が使われているので,エホバがどんな方かをよく理解することができます。ある兄弟はこう言っています。「これまで使っていた聖書では,ヨハネ 21章17節にあるイエスの言葉が『私の羊を養いなさい』と訳されていました。でも『新世界訳』では『私の小さな羊を養いなさい』と訳されています。この表現から,エホバとイエスが私たちのことをとても大切に思っていることが伝わってきます」。
新しい聖書を下さったエホバに,私たちは心から感謝しています。この聖書を読む人たちは,エホバの素晴らしい性格に引き寄せられ,エホバの友になりたいと思うことでしょう。(詩編 25:14)