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2019年7月1日
ウクライナ

ウクライナのエホバの証人が聖書展を開催

ウクライナのエホバの証人が聖書展を開催

ウクライナのエホバの証人が特別な聖書展を開催しました。この聖書展は,エホバの証人の翻訳の歴史における大きな一歩である,ロシア手話(RSL)の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」の発表に光を当てたものです。2018年10月7日にリビフで始まり,2019年6月7日まで行われました。ほかにも,ハリコフ,キエフ,オデッサ,ドニプロで開催されました。

各地での開催に先立ち,地元の手話会衆は開催地周辺のろう者や難聴者に,印刷物やビデオによる招待状を配布しました。加えて,ウクライナ支部の広報デスクは,教育関係者,マスコミ,政府関係者に招待状を配りました。

最初の会場となったのはリビフ市ろう者クラブで,手話用JW Library(ライブラリー)アプリなど,ろう者が聖書を学ぶのに役立つ電子ツールが展示されました。また,巻物から現代の本に至るまで,歴史の中で聖書がどんな形を取ってきたかを示す展示もありました。特に注目に値したのは,1927年版の聖書でした。

ロシア手話で「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を利用できるのは,喜ばしいことです。この聖書は,ロシア手話を使う人たちが聖書の正確な知識を得る上で大きな助けになることでしょう。(マタイ 5:3