2022年8月12日，「イエスが伝えた良い知らせ」第1話の撮影の第1段階が終了しました。短い中断を経て，間もなく第2段階の撮影が始まります。この撮影は2022年10月まで続く予定です。

以前にお伝えした通り，2022年5月20日に「イエスが伝えた良い知らせ」のビデオの撮影が開始されました。当時，支援センターや屋外のドラマのセットのための書類がそろっていなかったため，撮影は主に屋内のセットで行われていました。2022年7月15日に必要な書類がそろったため，オーストラレーシア支部の建設部門は，支援センターとドラマのセットを地区ビデオチーム（RVT）に引き渡すことができました。こうした施設はドラマ制作のために現在十分に活用されています。

歴史的に正確な聖書時代のセットの敷地面積は，7000平方メートルを超えます。このセットの建設に，オーストラリアとニュージーランドの兄弟姉妹500人以上が参加しました。建設委員会の調整者であるラッセル･グレゴビッチ兄弟はこう言っています。「たくさんの困難を乗り越える必要がありましたが，エホバは確かに助けてくださいました。エホバの聖なる力によって達成できたことに疑問の余地はありません」。

第1段階の撮影の多くに立ち会った教育委員会の援助者であるロナルド･カーザン兄弟はこう言っています。「建設ボランティアとベテル家族の間に見られる協力の精神や友情は素晴らしいものでした。何年もかけて計画し，建設を行ってきたセットを，兄弟姉妹が実際に活用している様子を見ると，とてもうれしくなります。支部の担当地域の大勢の兄弟姉妹が本当によくサポートしてくれ，心が温まりました。イエスの人生や教えについての18のエピソードを含むこのドラマは，間違いなく世界中の人の心を動かすことでしょう」。

第1話の第1段階の撮影に立ち会った統治体のケニス･クック兄弟はこう言っています。「このプロジェクトの上に，愛情深いエホバの助けがあったことは明らかです。エホバに感謝しています。また，セットの建設やドラマの撮影のために大きな犠牲を払って心を込めて働いた兄弟姉妹に感謝しています。この特別なビデオシリーズによって，多くの人がイエスの手本にいっそう従い，エホバともっと親しくなるよう祈っています」。