2017年3月28日火曜日，最大風速72.2メートルに達するサイクロン・デビーが，クイーンズランド州北部の沿岸と近くの島々に上陸しました。カテゴリー4のそのサイクロンにより，木々はなぎ倒され，建物は損壊し，海岸沿いの町の砂浜には船が打ち上げられました。また，サイクロン・デビーの影響により，クイーンズランド州南部やニュー・サウス・ウェールズ北部の市町村は大規模な洪水に襲われ，数万世帯が停電しました。

被害状況の第一報によると，エホバの証人の重傷者や死者は確認されていません。しかし，サイクロンによって証人たちの家屋のうち多くが被害を受け，1軒は全壊しました。2軒の王国会館（崇拝の場所）も被害を受けました。

オーストラリアにあるエホバの証人の支部事務所は，緊急事態に対応するため2つの災害救援委員会を設置し，被災者に対し発電機や食料，水の供給を行ないました。さらに，地元のエホバの証人の資格ある奉仕者たちは，仲間の崇拝者の信仰を強めたり，感情的な援助を差し伸べたりしています。

エホバの証人の統治体は，証人たちの世界的な宣教活動のための寄付を活用し，世界本部を中心として組織的な救援活動を行なっています。

広報担当:

世界本部: David A. Semonian，広報オフィス，+1-845-524-3000

オーストラレーシア: Rodney Spinks，+61-2-9829-5600

日本: 松永一樹，046-233-0005（+81-46-233-0005）