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職場へ向かう開拓者のムダヘランワ兄弟姉妹

2020年4月6日
カナダ

混乱の中で穏やかな気持ちを保つ

混乱の中で穏やかな気持ちを保つ

カナダのモントリオールに住んでいる,ジャン・イブ・ムダヘランワ兄弟と妻のバスチー姉妹は,新型コロナウイルス治療の最前線で働いています。ムダヘランワ兄弟は病院で呼吸器系の治療に当たっています。姉妹は新型コロナウイルスの指定医療機関で働く看護師です。医療現場で緊張が高まる中,2人はエホバから力を頂いて,心の「良い状態」を保つことができています。(イザヤ 65:14,脚注)

ムダヘランワ兄弟は,「同僚たちはみんなとても怖がっています。こんな様子は見たことがありません」と言っています。ムダヘランワ姉妹はこう言っています。「個人研究が大変役立っています。終わりの時代のしるしについてよく考えるようにしています。エホバが私たちと共にいて支えてくださることをいつも意識しています。祈りも力になっています。職場に出掛ける前にいつも祈ります。そうすると気持ちが穏やかになります」。

夫婦で会衆の集会に出席している。

ムダヘランワ兄弟はこう話しています。「私はルワンダで生まれ,集団虐殺を生き延びました。カナダは平和なので,自分が終わりの時代に生きていることを忘れそうになります。正直に言うと,エホバの日が近いという意識が薄れがちでした。でも新型コロナが流行して,終わりの時代に生きているという確信が強まりました。確かに聖書の預言の通りのことが起きています」。

世界中の兄弟姉妹もムダヘランワ兄弟姉妹と同じように感じています。世界が混乱する中でもエホバから力を頂き,穏やかな気持ちを保つことができています。(イザヤ 48:18