2022年10月10日
カメルーン
バッサ語(カメルーン)の「新世界訳聖書」全巻が発表される
2022年10月1日,カメルーン支部委員会のスティーブン・アトー兄弟がバッサ語(カメルーン)の「新世界訳聖書」の電子版を発表しました。前もって録画されたプログラムがストリーミング配信されました。印刷版は2023年4月までに入手可能になる予定です。2019年にはバッサ語(カメルーン)のクリスチャン・ギリシャ語聖書が発表されていました。エホバの証人が聖書全巻をカメルーンの現地語に翻訳するのは今回が初めてです。
これまでもバッサ語(カメルーン)の聖書全巻を他の翻訳で読むことは可能でした。でも,それらは手に入れることが難しく,高価で,普段使わない古い表現がよく用いられています。翻訳者の1人はこう言います。「今回の発表によって,関心がある人は自分用の聖書を持つことができるようになりました。最近の言葉で,平易な表現を用いて書かれているので,読んですぐに理解できます」。
バッサ語(カメルーン)を話す兄弟姉妹が,自分の言語の「新世界訳聖書」全巻を使って個人研究をしたり,宣教でふさわしい人を探し出したりできるようになったことをうれしく思います。(マタイ 10:11)