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2022年8月15日
カメルーン

ブールー語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書」が発表される

ブールー語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書」が発表される

2022年8月6日,カメルーン支部委員会のジル・ムバ兄弟がブールー語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を発表しました。録画されたプログラムがストリーミング配信され,伝道者は電子版の聖書を受け取ることができました。印刷版は2023年に入手可能になる予定です。

カメルーンのエボロワにある,ブールー語の遠隔翻訳事務所。

聖書のブールー語訳はほかにもありますが,どれも高価なものです。ある訳では,古めかしい言葉が使われたり,神の名前が省かれたりしています。聖書の原文の意味を正しく伝えていない箇所もたくさんあります。例えば,あるブールー語訳では,「神の王国」を「神の部族」,「神の氏族」,「神の国」などと訳しています。でも,クリスチャン・ギリシャ語聖書の新しい訳では「王国」という言葉が使われているので,エホバが政府をつくったということを説明しやすくなっています。

翻訳チームの1人は次のように述べています。「この翻訳なら,聖書が教えている本当のことを他の人に正しく伝えることができると確信しています」。

ブールー語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」は,兄弟姉妹が「神の導きが必要であることを自覚している人たち」を助けていく上で役立つに違いありません。(マタイ 5:3