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2024年2月6日
キューバ

キューバ手話のマタイとマルコの福音書が発表される

キューバ手話のマタイとマルコの福音書が発表される

2024年1月20日,キューバのハバナにあるグアナバコア大会ホールで特別な集まりが開かれ,キューバ手話のマタイとマルコの福音書が発表されました。発表後,jw.orgですぐにダウンロードできるようになりました。

キューバには推定5万3000人のろう者が住んでいます。1990年代の初め,キューバに住むろう者に良い知らせを伝えるための特別な努力が払われました。2011年には,キューバ手話の聖書文書が初めて発表されました。現在国内では,キューバ手話の28の会衆と10のグループで756人の兄弟姉妹が奉仕しています。

ろう者の兄弟が発表された聖書をスマホにダウンロードしている。それを姉妹が手伝っている。

今回,初めてマタイとマルコの福音書がキューバ手話に翻訳されました。ある姉妹はこう言っています。「マルコ 7章32-37節にあるイエスが耳の聞こえない人を癒やした記述がとても分かりやすかったです。まるで,自分もその場で癒やされているように感じ,とても感動しました。新しい世界での生活がもっとイメージしやすくなりました。本当に感謝しています」。

私たちは,新しい聖書を受け取った兄弟姉妹と一緒に,今回の発表を喜んでいます。今後,キューバ手話を使うより多くの人々が,「心を尽くし,知力を尽くし,……自分の全てを尽くして」エホバを愛するようになるに違いありません。(マルコ 12:30