内容へ

2019年11月4日
グローバル・ニュース

エホバの証人の公式ウェブサイトJW.ORG ついに1000言語で利用可能に!

エホバの証人の公式ウェブサイトJW.ORG ついに1000言語で利用可能に!

統治体は全ての国の人々を弟子とする活動において大きな進展があったことをお知らせします。JW.ORGに載せられている記事やビデオ,オーディオコンテンツは手話の100言語を含む1000言語で利用できるようになりました。

2010年8月,統治体の成員サミュエル・ハード兄弟がイタリア手話の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を発表している。(jw.orgで利用可能

統治体の成員ゲリト・レッシュ兄弟はこう述べています。「翻訳の歴史は1800年代後半にまでさかのぼりますが,近年の増加には目を見張るものがあります」。統治体の他の成員ジェフリー・ジャクソン兄弟はこう言います。「508の言語に到達したのは2013年1月で,100年以上かかりました。でも,それからわずか7年足らずでほぼ倍の1000言語にまで増えました。素晴らしいことです」。

公式ウェブサイトでは豊富なコンテンツが1000言語でダウンロードできます。jw.orgのホームページや他のページは821言語で利用することができ,ほかに類を見ない,世界で最も多く翻訳されているウェブサイトです。翻訳作業のほとんどが,世界中の350ほどの遠隔翻訳事務所で働く経験ある奉仕者たちによって行われています。

米国ニューヨーク州ウォーウィックにある世界本部で翻訳サービス部門を監督しているイーサク・マレー兄弟はこう説明します。「多くの言語の翻訳と出版を行うことには特有の問題があります。あまり一般的ではない言語の場合,その言語で出版するのに必要な文字が手に入らないことがあります。それで,何年もかけて数え切れないほどの文字やフォント一式を開発し,何百もの言語で印刷物を出版できるようにしました。同じように,jw.orgで多くの言語を利用可能にするためにたくさんの問題を解決してきました。1000言語のうち,このウェブサイトでしか利用できない言語がたくさんあります」。

MEPS(メップス)プログラミング部門の監督であるクライブ・マーティン兄弟はこう話しています。「私たちが直面した問題は,ウェブサイトに載せる1つの記事を幾百もの言語で,多種多様な活字やレイアウトを使ってどう表示するか,ということでした。例えば,私たちがサポートしている言語のうち,右から左に向かって書く言語が21あります。また,100の手話言語については,ろう者が利用しやすいデザインを考える必要がありました」。

一般のウェブサイトは大抵,大幅な収益が見込まれる言語にのみ力を注ぎます。しかし,エホバの証人のウェブサイトは営利を目的としていません。私たちの目的は,聖書のメッセージを分かりやすく心に訴えるような方法で関心ある全ての人々に伝えることです。

私たちはエホバを賛美し,たたえます。エホバは「全ての国の人々を弟子と[する]」ための努力を祝福してくださいます。そして,この活動の終わりを宣言する時まで,これからも世界中にいる誠実な人たちに王国のメッセージを伝えるための力や助けを与えてくださるでしょう。(マタイ 28:19,20