2023年8月18日金曜日，中央アメリカ支部の支部委員のホセ･ルイス･ペーニャ兄弟が，グアテマラのアルタベラパス県サン･ファン･チャメルコで開かれた「辛抱強い人になりましょう」地区大会1日目に，ケクチ語の「クリスチャン･ギリシャ語聖書 新世界訳」を発表しました。590人の出席者が印刷版を受け取り，電子版とオーディオ版も入手可能になりました。ケクチ語を話す人はベリーズとグアテマラに130万人以上います。現在，ベリーズとグアテマラにある17の会衆と4つのグループで，ケクチ語を話す伝道者が約520人奉仕しています。

ケクチ語を話す人たちが神の言葉をより正確に理解する上でこの新しい聖書は役立つでしょう。幾人かの兄弟姉妹もそう感じています。例えばある姉妹はこう言います。「『新世界訳聖書』のテモテ第一 1章11節では，エホバのことが『幸福な神』と表現されています。でも，ケクチ語の他の翻訳聖書ではこの部分が正確に訳されていません。これからはこの新しい聖書を使って，エホバを知っていれば大変な時も喜びを失わずにいられる，ということを伝えられます」。

今後，より多くの誠実な人が，この新しいケクチ語の聖書を読んでエホバを愛し，神の言葉を大切にするようになるでしょう。（格言 7:1，2）