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2023年3月10日
グローバル・ニュース

南アフリカで2つの聖書が発表される

南アフリカで2つの聖書が発表される

2023年3月5日,南アフリカ支部で行われた特別な集まりで,統治体のデービッド・スプレーン兄弟が南アフリカ手話(南アフリカではSASLとして知られる)の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」とンドンガ語の「マタイによる福音書」を発表しました。この話は多くの会衆にオンライン配信され,出席者は13万人を超えました。発表後すぐに聖書の電子版をダウンロードできるようになりました。

南アフリカ手話への翻訳は,2007年に南アフリカのヨハネスブルクの近くにある支部事務所で始まりました。2022年からは,ダーバンの遠隔翻訳事務所で行われるようになりました。今回の聖書の発表について,ろう者で長老であるアヤンダ・ムダベ兄弟は,次のようにコメントしています。「この聖書のおかげで,神の言葉は正しく力がある,ということが以前よりもはっきり分かるようになりました。イエスの人となりや原則についても,より良く理解できています。それで,私の考え方は大きく変わりました」。

ンドンガ語は主にナミビアで話されています。ンドンガ語の遠隔翻訳事務所はナミビアのオンダングアにあります。 a 翻訳者の1人はこう話します。「この聖書の発表を聞いて,エホバが人々を愛していて,ご自分について知ってほしいと思っていることを強く感じました」。

私たちも新しい聖書が発表されたことをうれしく思います。この正確な翻訳は,兄弟姉妹がエホバのおきてをこれからも大切にするのに役立つことでしょう。(格言 2:1

a 南アフリカ支部がナミビアの活動を監督している。