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2019年10月11日
グローバル・ニュース

2019年 年次総会のハイライト

2019年 年次総会のハイライト

2019年10月5日土曜日,ペンシルバニア州のものみの塔聖書冊子協会による年次業務総会が,米国ニューヨーク州ニューバーグにあるエホバの証人の大会ホールで開かれました。業務総会の後,中継で結ばれた会場を含む合計2万679人の出席者に対し,統治体が聖書に基づく励みの多いプログラムを提供しました。以下は各プログラムのハイライトです。 a

「あなたたちの指導者はキリストひとり」

プログラムの司会を務めたゲリト・レッシュ兄弟はマタイ 23章10節に基づく開会の話をし,私たちの指導者はイエス・キリストだけで,ほかの誰でもないと述べました。

救援奉仕を通して与えられるエホバからの助け

スティーブン・レット兄弟は快く与えることの大切さについて説明しました。惜しみなく与える1つの方法は,救援奉仕をサポートすることです。兄弟は2018および2019奉仕年度に生じた自然災害による被害と,その後になされた救援奉仕について報告しました。被災した兄弟姉妹は90万人を超え,700棟以上の王国会館と1万5000軒以上の兄弟たちの家屋が損壊ないし全壊しました。エホバの証人は救援活動に52億4700万円を費やしました。

このプログラムではビデオが流され,救援奉仕によって助けられた伝道者たちが心からの感謝の言葉を述べました。

「神が……助けてくださ[います]。ぜひ建てましょう」 | ビデオ

このビデオは,エホバの証人が世界中にある8万件近い建物の維持や管理をしていることを説明しています。また,神権的な施設の維持,改装,建設に関する方針も取り上げています。

不動産取得の歴史 | ビデオ

このビデオには,これまでに米国支部と世界本部の不動産購入に関わった兄弟たちへのインタビューが含まれています。マックス・ラーソン兄弟,ジョージ・カウチ兄弟,ギルバート・ナザロフ兄弟は,不動産取得の際にエホバがどのように物事をはっきりと導いたかについて語りました。

新しい建設プロジェクト | ビデオ

このビデオを通して,ニューヨーク州ラマポに新しい施設を建設し,映像制作を統合するという計画が知らされました。この建物はニューヨーク州ウォーウィックの世界本部から3キロほど離れた所にあります。建設は2022年に開始し,2026年12月までに完成する予定です。建設のピーク時には,1日当たりおよそ1500人の自発奉仕者が必要になります。

ニューヨーク州ラマポに建設されるベテルの施設の完成予想図。スタジオ,事務棟,宿舎棟,ビジターセンターなどが建設される予定。

申込書を送る新しい方法 | ビデオ

2020年1月以降,さまざまな奉仕の機会を捉えることに関心を持つ伝道者はjw.orgで申込書に入力し,長老団に提出できるようになります。

JW.ORGのオーディオファイルにアクセスする新しい方法

一部の言語では,AmazonアレクサとGoogleアシスタントを使用してjw.orgのコンテンツを再生できるようになりました。

北からの攻撃

デービッド・スプレーン兄弟は,群がるバッタを描写するヨエル 2章の預言の理解が調整されたことを説明しました。調整された点について詳しくは,「ものみの塔」誌で今後学ぶことができます。

マタイから使徒までを収めた「新世界訳聖書」(スタディー版)

スタディー版聖書で深く学ぶ

サミュエル・ハード兄弟は,オンライン版「新世界訳聖書」(スタディー版)の利点を取り上げた後,マタイから使徒までを収めた印刷版の「新世界訳聖書」(スタディー版)を発表しました。伝道者は地元の会衆を通して依頼することができます。

私たちにはやるべきことがあります!

アンソニー・モリス兄弟は,良い知らせを伝えることが本当のクリスチャンにとって最も重要な務めであることを強調しました。神権的な各施設は,統治体が伝道活動を組織し,エホバの民に信仰を強める食物を提供する上で大切な役目を果たしています。モリス兄弟は「ものみの塔」1977年2月15日号からの心を奮い立たせる言葉をこう引用しました。「『大患難』が到来するその時,その伝道の業は前進の絶頂にあり,全地にわたって最も大々的になされているべきなのです。裁きを執行するための主イエスの到来,それはエホバの民に対してさえ全く突然に来るでしょう。それが来る時,エホバの民は最も忙しく活動しているはずだからです」。

誰を恐れるべきですか

マーク・サンダーソン兄弟は,イエスの預言通り神の民は「全ての国の人々」から憎まれることを説明しました。(マタイ 24:9)しかし兄弟は,人間を恐れるのではなく,エホバを畏れるように勧めました。(詩編 111:10

感動的なビデオが上映され,ロシアの兄弟姉妹が迫害に対する恐れを克服した経験が紹介されました。この話とビデオを通して,エホバの民全ては同じ精神を持つように励まされました。

あなたは酔いがすっかりさめていますか

ジェフリー・ジャクソン兄弟は,ギリシャ語聖書に出てくる「しらふ」という意味の言葉から大切な教訓を引き出しました。さらに,終わりの時代に「常に頭がさえた状態を保[つ]」(直訳すると「常にしらふでいる」)ことの大切さも強調しました。(ペテロ第一 1:13

あなたはこの務めを真剣に果たしますか

ケニス・クック兄弟は2020年の年句を発表しました。行って,人々を弟子とし,バプテスマを施しなさいという年句で,マタイ 28章19節に基づいています。兄弟は正しい心を持つ人たちがエホバに献身しバプテスマを受けられるよう助けることの大切さを強調しました。

年次総会などの聖書に基づくプログラムを通して,エホバに懸命に奉仕し続けるための力が得られます。

a 年次総会の全てのプログラムは2020年1月にjw.orgで配信される予定です。