2024年9月11日
グローバル・ニュース
2024年8月に7つの言語で聖書が発表される
イビンダ語
2024年8月2日,アンゴラ支部委員会のカルロス・オルテラン兄弟がイビンダ語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」と創世記,ルツ記,エステル記,ヨナ書を発表しました。この発表は,アンゴラのカビンダで開かれた2024「良い知らせを広める」地区大会の初日に行われました。合計953人が出席しました。出席した人たちは印刷版の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を受け取ることができました。発表されたギリシャ語聖書とヘブライ語聖書の一部は,jw.orgやJW Libraryアプリからすぐにダウンロードできるようになりました。
アンゴラにはイビンダ語を話す人が71万6000人以上います。今回発表された聖書はイビンダ語に訳された初めての聖書です。国内のイビンダ語の13の会衆と1つのグループで奉仕している335人の兄弟姉妹は,母語の聖書を受け取って感激しています。
ジンバブエ手話
2024年8月9日,ジンバブエ支部委員会のエナジー・マタンダ兄弟が,ジンバブエ手話の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を発表しました。この発表は,ジンバブエのハラレで開かれた2024「良い知らせを広める」地区大会で行われました。合計405人が出席しました。発表された聖書は,jw.orgや手話用JW Libraryアプリからすぐにダウンロードできるようになりました。
ジンバブエ手話のマタイによる福音書は,2021年に発表されました。その時以来,クリスチャン・ギリシャ語聖書の各書が段階的にリリースされてきました。ジンバブエ手話を使う人は推定100万人に上ります。ジンバブエには11の手話会衆と11のグループがあり,377人の兄弟姉妹が奉仕しています。
ブルガリア語
2024年8月11日,統治体のマーク・サンダーソン兄弟がブルガリア語の「新世界訳聖書」改訂版を発表し,マタイ,マルコ,ルカによる福音書が入手できるようになりました。この発表は,ブルガリアのソフィアで開かれた2024「良い知らせを広める」特別大会の最後の話の中で行われました。合計5418人が出席しました。発表された3つの福音書は,jw.orgやJW Libraryアプリからすぐにダウンロードできるようになりました。
ブルガリア語の「新世界訳聖書」が最初にリリースされたのは2009年でした。現在,ブルガリアには57の会衆があり,3000人近い兄弟姉妹が奉仕しています。
アジャ語
2024年8月16日,西アフリカ支部委員会のシルバン・ボワ兄弟がアジャ語のマタイとマルコの福音書を発表しました。この発表は,ベナンのドジャコトメで開かれた2024「良い知らせを広める」地区大会で行われました。会場には631人が出席しました。その話はアボメ・カラビの大会ホールにもライブ配信され,435人が視聴しました。発表された2つの福音書は,jw.orgやJW Libraryアプリからすぐにダウンロードできるようになりました。
アジャ語を話す人はベナンとトーゴに120万人以上います。アジャ語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書」は新世界訳の他に2つありますが,入手するのが難しく,ほとんどの人にとって分かりにくい表現が使われています。また,エホバという神の名前を除外しています。現在,アジャ語の会衆やグループで奉仕している兄弟姉妹は1300人近くいて,ベナンには会衆が25,グループが1つ,トーゴには会衆が12,グループが2つあります。神の名前がふさわしい箇所に復元された分かりやすい聖書を入手できて,みんな喜んでいます。
キニャルワンダ語
2024年8月16日,統治体のジェフリー・ウィンダー兄弟が,キニャルワンダ語の「新世界訳聖書」改訂版を発表しました。この発表は,ルワンダのキガリで開かれた2024「良い知らせを広める」地区大会の初日に行われました。会場には9908人が出席しました。その話は他の2つの会場にもライブ配信され,1141人が視聴しました。これらの会場に出席した人たちは印刷版の聖書を受け取りました。オーディオ版と電子版はjw.orgやJW Libraryアプリからすぐにダウンロードできるようになりました。
ルワンダにはキニャルワンダ語を話す人が1300万人以上います。キニャルワンダ語はコンゴ民主共和国,タンザニア,ウガンダなどでも使われています。全巻そろったキニャルワンダ語の「新世界訳聖書」が最初にリリースされたのは2010年でした。現在,ルワンダにはキニャルワンダ語の会衆が634あり,3万5500人以上の兄弟姉妹が奉仕しています。
シンハラ語
2024年8月16日,統治体のデービッド・スプレーン兄弟が,シンハラ語の「新世界訳聖書」改訂版を発表しました。この発表は,スリランカのコロンボで開かれた2024「良い知らせを広める」地区大会の初日に行われました。会場には4273人が出席しました。その話はスリランカのチラウで開かれた地区大会の会場にもライブ配信され,1045人が視聴しました。どちらの会場に出席した人たちも印刷版の聖書を受け取りました。電子版はjw.orgやJW Libraryアプリからすぐにダウンロードできるようになりました。
エホバの証人が聖書に関係した出版物をシンハラ語に翻訳し始めてから75年以上たちました。現在スリランカには,シンハラ語を話す人が1500万人以上おり,4808人の兄弟姉妹が62のシンハラ語の会衆で奉仕しています。
ウォリス語
2024年8月30日,ニューカレドニア支部委員会のマルタン・ディクジ兄弟が2024「良い知らせを広める」地区大会で,全巻そろったウォリス語の「新世界訳聖書」を発表しました。この大会はニューカレドニアのヌーメア市とウォリス・フトゥーナ諸島のマラウ村で開かれました。2つの会場はビデオ会議システムでつながれ,出席した317人全員が「新世界訳」の印刷版を受け取りました。電子版はjw.orgやJW Libraryアプリからすぐにダウンロードできるようになりました。
ウォリス語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」は2018年にリリースされました。ニューカレドニアとウォリス・フトゥーナ諸島にはウォリス語の会衆が2つあり,153人の兄弟姉妹が奉仕しています。これらの島にはウォリス語を話す人が3万5000人以上おり,兄弟姉妹は全巻そろった「新世界訳聖書」を使って良い知らせを伝えることを楽しみにしています。