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2022年12月28日
グローバル・ニュース

JW.ORGのリニューアルから10年 パート1

聖書の教えが動画や電子書籍で入手可能に

JW.ORGのリニューアルから10年 パート1

以前の記事にあったように,エホバの証人の公式ウェブサイトが開設されてから2022年で25年になります。2012年8月27日にjw.orgはリニューアルされました。jw.orgがこの10年間どのように世界中の大勢の人々の役に立ってきたか,3回に分けてご紹介します。

動画: 2012年の大会で「エホバの友になろう」シリーズが発表され,レッスン1と2がDVDで入手可能になりました。でもDVDは制作にコストがかかる上,使う人も減っていきました。2012年の夏,jw.orgがリニューアルされ,動画がウェブサイト上で配信されるようになりました。それで2013年1月,「エホバの友になろう」シリーズのレッスン3「いつでもいのる」がjw.orgから電子版で発表されました。それ以来40を超えるレッスンが次々に配信されています。

2013年に「聖書を学ぶべきなのはなぜですか」の動画が発表されました。この動画は宣教ツールボックスに組み込まれ,伝道の大切な道具となっています。それ以来,伝道でjw.orgの動画をよく活用するようになりました。2014年8月には,jw.orgを紹介するキャンペーンが行われ,動画のダウンロード数と再生回数の合計が1500万に上りました。

jw.orgの制作に携わった兄弟はこう言っています。「ウェブサイトの制作をしていた時は,将来こんなに動画が必要になるとは思ってもいませんでした。でも今になってみると,エホバが将来のために準備をさせてくださっていたんだなと思います。本当に信仰が強まります」。2014年10月にJW Broadcastingが始まった時,動画のダウンロード数は3700万ほどでした。でも2020年にパンデミックが始まると,動画の再生回数とダウンロード数は飛躍的に増加しました。2022年には動画のダウンロード数が毎月平均2億6000万を超えました。

電子書籍: 最近人々は,印刷された本よりも電子書籍を読むようになっています。2012年にjw.orgがリニューアルされると,雑誌は印刷版が出る前にオンラインで読めるようになりました。電子版の出版物を準備するために行われた仕事はJW Libraryアプリを開発するのに役立ちました。2013年に発表されたJW Libraryアプリには,電子書籍を読んだり研究したりするのに役立つ,jw.orgにはない優れた機能が備わっています。

当初,夏の大会で発表された出版物は,翌年1月になるまでウェブサイトやアプリで見ることができませんでした。でも2015年の地区大会では,発表されたものをすぐにダウンロードできることが知らされ,聴衆は喜びました。その時発表されたのは「イエス 道,真理,命」の本,「エホバのもとに帰ってきてください」の冊子,「本当の愛とは?」の動画です。次の年,2016年5月のJW Broadcastingで統治体のアンソニー・モリス兄弟が「若い人が知りたい10の質問 役立つ答え」の冊子を発表し,すぐにダウンロードできることを知らせました。この冊子は世界中の兄弟姉妹が同時に入手できた最初の出版物です。

エホバの組織はこれまでずっとテクノロジーを活用して王国の活動を推し進めてきました。jw.orgを通して「適切な時に食物[が]与え」られているのは素晴らしいことです。(マタイ 24:45

  • 毎月の動画ダウンロード数

  • 毎月の1日当たりのアクセス数

  • 2013年1月,「いつでもいのる」の動画が発表される。

  • 2013年10月,JW Libraryアプリが発表される。

  • 2014年8月,jw.orgを紹介するキャンペーンが世界中で行われる。

  • 2014年10月,JW Broadcastingの配信が始まる。

  • 2015年5月,大会で発表された本や冊子をすぐにダウンロードできるようになる。

  • 2016年5月,「若い人が知りたい10の質問 役立つ答え」が世界中で同時にダウンロードできるようになる。