2024年1月24日
コートジボワール
ヤクバ語の「聖書 ― マタイによる福音書」が発表される
2024年1月7日,コートジボワールのマンで行われた特別な集まりで,コートジボワール支部委員会のジュール・バジ兄弟がヤクバ語の「聖書 ― マタイによる福音書」を発表しました。集まりには302人がじかに出席し,257人がビデオ会議で話を視聴しました。発表後すぐに電子版とオーディオ版を利用できるようになりました。印刷版は近いうちに入手できるでしょう。
ヤクバ語を話す人は,ギニア,コートジボワール,リベリアに推定150万人います。現在,コートジボワールにあるヤクバ語の4つの会衆と6つのグループで,254人ほどの伝道者が奉仕しています。
ヤクバ語の聖書は,全巻そろったものはまだありません。クリスチャン・ギリシャ語聖書も2種類あるだけです。どちらの聖書にもエホバという神の名前は出てきませんし,分かりにくい表現が使われています。それで,日常語で書かれた「聖書 ― マタイによる福音書」を受け取って,兄弟姉妹はとても喜んでいます。ある兄弟はこう言います。「今まで使っていた聖書は,ゆっくり読まないと意味がよく分からない聖句がたくさんあり,ある聖句は何度も読み返しました。でも,今回発表された聖書はすごく分かりやすくて,読んでいて楽しいです」。
私たちは,ヤクバ語を話す兄弟姉妹にこのような素晴らしい贈り物を下さったエホバに感謝しています。この聖書は兄弟姉妹や他の大勢の人たちが「王国[を]第一」にする助けになるでしょう。(マタイ 6:33)