2022年4月14日
スペイン
カタルーニャ語の「新世界訳聖書」が発表される
2022年4月2日,スペイン支部委員会のアルベルト・ロビラ兄弟がカタルーニャ語の「新世界訳聖書」の電子版を発表しました。その様子はJW Stream(ストリーム)で配信されました。バレアレス諸島,カタルーニャ,バレンシアを含むスペインの幾つかの地域とアンドラの3000以上の場所で,カタルーニャ語を話す兄弟姉妹がその特別プログラムを視聴しました。この新しい聖書の印刷版は数カ月以内に会衆を通して入手可能になる予定です。
聖書をカタルーニャ語に翻訳するさまざまな試みが13世紀以降行われてきました。例えば,1282年から1325年の期間には押韻を特徴とした聖書が作られました。そのうちの18の書は,記憶の助けとして韻を踏むように意訳されていました。
入手可能なカタルーニャ語の聖書の多くは言葉遣いが古く,読んでもよく理解できません。また,エホバの名前が取り除かれたり不正確な情報が含まれたりしています。
ロビラ兄弟はプログラムの中でこう述べました。「私たちはこの聖書のおかげで神の考えを母語で正確に理解することができます」。
私たちはカタルーニャ語を話す人たちが神の言葉の力を十分に受けられるようになったことをうれしく思います。(ヘブライ 4:12)