2019年7月20日と21日に，スロバキアの兄弟たちは初めてロマニー語の地区大会を開催しました。大会はミハロフツェのウィンタースタジアムで行われ，短縮されたプログラムを楽しんだ出席者は，最高1276人に上りました。合計19人がバプテスマを受けました。

大会に出席した兄弟姉妹は，ウクライナ，英国，チェコ，ベルギーの4カ国から集まりました。出席者は「ヨシヤの物語: エホバを愛し，悪を憎みなさい」の映画を母語で楽しむことができ，大きな喜びに包まれました。

大会から5年前の2014年11月に，スロバキアで初めてロマニー語の会衆が設立されました。現在，チェコ-スロバキア支部の管轄内には，9のロマニー語会衆と10のグループ，さらに14のプレグループがあります。

ウィンタースタジアムの管理者である，ペテル･ティルペイクはこのように述べています。「エホバの証人の協力の精神は素晴らしいものでした。約束も必ず守ってくれます。またぜひここを使っていただけたらうれしいです」。

大会のプログラム監督として奉仕したペテル･バルガは，次のように話しています。「このような大会は初めてです。これは，エホバに仕える上で非常に重要な里程標です。ロマニー語を話す，愛する兄弟姉妹にとって深く記憶に残る大会になったでしょう。最後の歌の後，みんな初めて会ったにもかかわらず，互いにハグしていました。多くの人の目には涙が浮かんでいました」。

私たちは，スロバキアでロマニー語を話す，1010人の伝道者と共に喜んでいます。このような大会は，エホバの民の間に見られる，真の兄弟愛を際立たせています。（ヨハネ 13:34，35）