2024年5月17日から26日に，セルビアの田舎の地域で特別な宣教キャンペーンが行われました。セルビアとモンテネグロから600人以上の兄弟姉妹が参加しました。家から家を訪問する特別な宣教キャンペーンは，セルビアで20年以上行われていませんでした。セルビアの人口の4分の1近くに当たる150万人以上が田舎に住んでいるとされていますが，そうした地域を定期的に伝道することはできていません。うれしいことに，キャンペーン期間中に1800以上の聖書レッスンの申し込みがありました。

ベリポトクという町で，ある女性はエホバの証人との会話を楽しんだ後，近所の人たちに電話をしてこう言いました。「神と聖書について教えてくれる人たちが今からそっちに行くから，話をよく聞いてみて」。伝道者がその町の最後の家を訪問すると，1人の女性が出てきました。先ほどの電話を受けて訪問を心待ちにしていたのです。女性は伝道者たちを喜んで家に招き入れ，以前キリストの死の記念式に出席したことがあると話しました。そして聖書レッスンをぜひしたいと言いました。

スメデレブスカパランカという町で，2人の伝道者が文書カートの横に立っていると，ラドミルという男性が近づいてきました。ラドミルは，自分が住んでいる町で信仰心のあつい人を見るととてもうれしいと言いました。そしてカートのディスプレイを見て，聖書レッスンについて尋ねました。兄弟たちが，レッスンをどのように行うかを説明し勧めたところ，ラドミルは喜んで応じました。

今回の特別な宣教キャンペーンは，セルビアの兄弟姉妹や聖書をぜひ学びたいと思っている全ての人にとって素晴らしい機会となりました。（ヨハネ 7:37）