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2017年1月31日
タイ

タイの当局者が地域発展のためにエホバの証人の出版物を活用する

タイの当局者が地域発展のためにエホバの証人の出版物を活用する

【バンコク】タイ政府は,国家レベルの取り組みとして様々なトピックに関する公務員の見識を高めるため,エホバの証人の出版物を活用してきました。トピックには,効果的な育児方法,ドメスティック・バイオレンスの予防,精神衛生や身体的な健康を向上させる方法などがあります。公務員が社会問題に対応するため,こうしてエホバの証人の資料を活用するのが,今月でちょうど3年になります。

タイ政府が推進する国家レベルの教育イニシアチブは,全国で8700か所以上あるコミュニティー学習センターを通して地域レベルで実施されています。さらに,地域の指導者の教育に注力したコミュニティー開発学習センター(CDLC)が11か所設立されています。バンコク北東部のナコンナヨック県にあるCDLCの主任チャイワット・サンスリー(冒頭の写真中央)はこのように述べています。「証人たちの活動目的はとても明快で感心させられます。地域社会の一人一人が創造者を知ることができるよう援助することです。わたしたちも,生活規準を向上させ,平和でより良い暮らしを作っていくために自分たちの地域を支援するという共通の目標があります」。彼はこう付け加えています。「例えば,『目ざめよ!』の特集記事『相手を傷つけるような話し方をしない』では,社会開発・人間安全保障省が地域指導者に伝えたかったトピックが扱われていました。この記事は,彼らの教育にとても役立ちました」。その後,チャイワット氏はSMARTリーダーセミナーで,証人たちの出版物が入手できるように取り決めました。このセミナーには,リーダーシップと地域社会の構築についての教育を受けるため28の異なる県から集まった100人の地域指導者と20人の講師が参加しました。冒頭の写真でチャイワット氏を囲んでいるのが証人たちです。

タイのエホバの証人のスポークスマン,アンソニー・ペトラヨーティンはこのように述べています。「地域の指導者たちがわたしたちの出版物に書かれている聖書の助言を活用していると聞いて,とてもうれしく思います。これからも,主な活動となる公の奉仕活動に加えて,当局者にも出版物を提供していく所存です」。

広報担当:

世界本部: David A. Semonian,広報オフィス,+1-845-524-3000

タイ: Anthony Petratyotin,+66-2-375-2200

日本: 松永一樹,046-233-0005(+81-46-233-0005)