内容へ

2023年3月21日
トーゴ

カブレ語の「新世界訳聖書」が発表される

カブレ語の「新世界訳聖書」が発表される

2023年3月12日,トーゴのカーラで開かれた集会で,ベナン支部委員会のウィルフリッド・ソヒント兄弟がカブレ語の「新世界訳聖書」を発表しました。 a その集会には2959人が出席しました。発表後すぐに印刷版の聖書が配られ,電子版もダウンロードできるようになりました。

カブレ語は主にトーゴ北部で話されています。近隣のベナンとガーナでも使われています。この言語を母語とする人は100万人ほどいます。

トーゴのカーラにあるカブレ語の遠隔翻訳事務所

カブレ語に翻訳された聖書はほかにもあり,その中には神の名前が出てくる聖書もありました。でも,その聖書でさえ,神の名前は出エジプト記 3章15節に1度出てくるだけでした。神の名前が聖書全体に一貫して出てくるのは「新世界訳」が初めてです。

新しい聖書が発表されたことについて,1人の翻訳者はこう話しています。「翻訳プロジェクトをエホバが後押ししてくださったことは間違いありません。この聖書はきっと伝道で役に立つはずです。集会で使うのもとても楽しみです」。

カブレ語を話す兄弟姉妹が新しい聖書を受け取れたことを,私たちもうれしく思います。この貴重な贈り物は,兄弟姉妹が「エホバの名を賛美」するのに役立つことでしょう。(詩編 135:1

a ベナン支部委員会がトーゴの伝道活動を監督しています。