ナイジェリアの中部と南部を中心に，季節的な豪雨による大規模な洪水が発生しました。同国の主要な河川であるニジェール川とベヌエ川が氾濫し，大勢が住む場所を失い，100人以上が亡くなりました。

第一報によれば，死傷したエホバの証人はいませんが，少なくとも2000人の伝道者が住む場所を失い，そのうち1000人以上が救援を必要としています。避難した人々の大半は，安全な地域に住む仲間のエホバの証人の家に身を寄せました。

救援活動を組織し，聖書から慰めを与えるため，災害救援委員会が設置されました。ナイジェリア支部委員会のメンバー2人が，奉仕部門および支部設計建設部門の兄弟たちや巡回監督と共に被災地を訪問し，兄弟姉妹を元気づけました。

この災害により困難な状況が生じましたが，わたしたちの天の父エホバは，これからも「苦難の時の……要塞」です。（詩編 37:39）