2020年12月1日
パプアニューギニア
ヒリモツ語の「新世界訳聖書」が発表される
パプアニューギニアの支部委員ケガワレ・ビヤマ兄弟がヒリモツ語の「新世界訳聖書」を発表しました。その話は,ポートモレスビーのエホバの証人の支部事務所で前もって録画され,2020年11月28日に兄弟姉妹に配信されました。7000人以上の人たちが話を聞きました。
パプアニューギニアは,話されている言語の数が世界で一番多い国です。その数は840ほどです。ヒリモツ語は3つの公用語のうちの1つで,約14万人が使っています。
支部委員のククナ・ジャック兄弟はこう話します。「ヒリモツ語を話す兄弟姉妹は,この聖書が出るのをずっと待っていました。言葉遣いがシンプルで分かりやすい聖書なので,みんな大好きになると思います」。
6人の兄弟姉妹が10年かけて翻訳しました。1人の翻訳者はこう言っています。「創世記から啓示まで聖書全体に神の名前が出てくるので,みんなすごく喜ぶと思います。エホバからのこのプレゼントに本当に感謝しています」。
この聖書の翻訳プロジェクトについて考えると,預言者イザヤと同じような気持ちになります。イザヤはこう言いました。「エホバ,あなたは平和を与えてくださいます。私たちが行ったことは皆,あなたのおかげで成し遂げられたのです」。(イザヤ 26:12)