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左: 来場者がjw.orgのブースで歓迎されている。右上: 盲ろう者の姉妹が触手話で会話している。右下: タッチパネルディスプレーでjw.orgの音声解説付きの動画が紹介されている。

2022年10月5日
ブラジル

ブラジルの展示会でJW.ORGのアクセシビリティに関する取り組みを紹介

ブラジルの展示会でJW.ORGのアクセシビリティに関する取り組みを紹介

2022年9月1日から4日にかけて,ブラジルのサンパウロで「リハビリテーション,インクルージョン,アクセシビリティに関するテクノロジーの2022国際展示会」(Reatech)が開催され,エホバの証人も招待を受けて出展しました。Reatechはアクセシビリティ関連の展示会としては中南米で最大の規模で,今年は4万6000人余りが来場しました。(アクセシビリティとはユーザーが機器やサービスを円滑に利用できることを意味し,ここでは特に障害者にとって利用しやすいことを指します。)

エホバの証人のブースが設けられ,jw.orgに加えてJW Libraryや手話用JW Libraryのアプリも紹介されました。来場者が操作できるタッチパネルディスプレーもありました。スタッフには視覚障害のある伝道者もいて,ウェブサイトやアプリの使い方を実演しました。

障害者リハビリテーションの専門家がブースを訪れ,こう言いました。「宗教団体が,障害を持つ人たちのことをこんなにも気に掛けているのは,素晴らしいことだと思います」。別の来場者は,「これこそまさにソーシャル・インクルージョンですね!」と言いました。(ソーシャル・インクルージョン[社会的包摂]とは,障害者を含めあらゆる人を社会の構成員として受け入れる理念のことです。)

ブラジル全国視覚障害者団体(ONCB)の代表者たちもReatech 2022に来場し,このイベントについてラジオで放送しました。展示会の初日と最終日に,エホバの証人のブースで働いていた兄弟たちがインタビューを受け,その内容が放送されました。兄弟たちは,エホバの証人がブラジルだけでなく世界中で視覚障害者や聴覚障害者を助けていることを説明しました。インタビュー中にONCBの代表者の1人は,自分がこれまで見てきた中でもjw.orgの手話のコンテンツは最高のクオリティーだと絶賛しました。

2人の兄弟がブラジル全国視覚障害者団体によるインタビューを受けている。

遠い昔から現代まで,エホバ神は体が不自由な人たちをいつも愛情深く気遣ってきました。(レビ記 19:14)エホバの証人はその愛に倣っているので,神は喜んでいるに違いありません。聖書によると将来,「目が見えない人は見えるようになり,耳が聞こえない人は聞こえるように」なります。その時を楽しみに待ちましょう。(イザヤ 35:5