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2021年のキリストの死の記念式に,ベルギーのある家族がオンラインで出席している。

2021年4月16日
ベルギー

2021年記念式の報告 ベルギーでの出席者数が過去数十年で最高に

2021年記念式の報告 ベルギーでの出席者数が過去数十年で最高に

キリストの死の記念式は,エホバの証人にとって1年で一番大切な集まりです。ベルギーでは今年の記念式に合計4万9040人が出席しました。これは1995年以来の最高数です。ベルギーのエホバの証人の人数の2倍近くになります。

これほど大勢の人たちが記念式に出席したのは注目に値します。ベルギーでは宗教離れが進んでいるからです。例えば,1970年にはベルギーの人口の90パーセント以上がキリスト教徒で,無宗教だという人は6パーセントにすぎませんでした。でも最近の調査によると,キリスト教徒は60パーセントを下回り,無宗教の人たちは40パーセント以上に増加しました。

近年,ベルギーのメディアは,エホバの証人について偏った報道をしたり,時には事実でない情報を伝えたりしています。それでも,エホバの証人について正確な情報を知りたいと思う人たちが増えています。その人たちは,エホバの証人が愛を示し合っている様子をじかに見て,聖書が自分たちの生活に役立つのを実感するようになっています。(ヨハネ 13:35

ある姉妹が「神にずっと愛されるために」の本で聖書レッスンをしている。学んでいるのはバプテスマを受けたばかりの姉妹で,2021年の記念式に出席した。

2021年2月,ベルギーの支部事務所の報告によると,聖書レッスンは1万1804件の最高数に達しました。前の奉仕年度の平均よりも1000件近く多い数です。過去5年間に,毎年平均450人がバプテスマを受けてエホバの証人になりました。

ベルギーでのこうした素晴らしい進展から分かるように,世界中のエホバの証人は次の聖書預言が実現するのを目の当たりにしています。「小さな者が千人にもなり,取るに足りない者が強大な国民になる」。(イザヤ 60:22