2023年10月19日
ミクロネシア
チューク語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」が発表される
2023年10月1日,ミクロネシアのチュークで開かれた特別な集まりで,ミクロネシア支部委員会のカリート・デラ・クルス兄弟がチューク語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を発表しました。会場には83人が出席し,アメリカとグアムにあるチューク語会衆やグループの兄弟姉妹など,435人がオンラインで視聴しました。発表の後,聖書の電子版はすぐにダウンロード可能になりました。印刷版は2024年1月に受け取れる予定です。
チューク語は主に西太平洋にあるチューク諸島で使われています。チューク諸島はミクロネシア連邦の一部です。エホバの証人は1978年に出版物をチューク語に翻訳するようになりました。現在,チューク語を話す兄弟姉妹は180人ほどいます。チューク語会衆はチューク諸島に2つ,グアム島に1つあります。アメリカには会衆が1つ,グループが3つ,プレグループが1つあります。
チューク語の聖書はほかにもありますが,ほとんどの聖書には「エホバ」という神の名前が載っていません。でも「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」では,神の名前が原文のもともとあった場所に復元されています。デラ・クルス兄弟はこう言います。「これからこの新しい聖書は,チューク語を話す人たちがエホバという名前を知り,エホバを身近に感じるのにきっと役立つはずです」。
チューク語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」が発表されてうれしく思います。この聖書を使って,「永遠の命を得るための正しい態度を持つ」大勢の人たちがエホバについて学ぶようになるでしょう。(使徒 13:48)