2020年8月18日
モザンビーク
シャンガナ語とマクア語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書」が発表される
2020年8月15日と16日の週末,モザンビークの伝道者たちのために,シャンガナ語とマクア語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」の電子版が発表されました。8000人以上の伝道者がシャンガナ語を話し,1700人以上がマクア語を話します。
モザンビーク支部委員会の1人,ダビド・アモリン兄弟が,前もって録画された話の中で2冊の聖書を発表し,その話が伝道者たちにストリーミング配信されました。さらに,兄弟たちが許可を得て,1つのテレビ局と30を超えるラジオ局によって話が放送されました。
シャンガナ語は主にモザンビークの一番南の2つの州で話されており,使用している人口は推定190万人に上ります。隣の南アフリカの人々が話すツォンガ語にとても近い言語です。
マクア人はモザンビーク北部の州に住んでいます。マクア語は推定580万人に話されており,モザンビークの現地語の中で最も多く使われています。
長年の間,これらの言語を話す伝道者たちは,なかなか聖書を手に入れられませんでした。聖書は高価で,書店がエホバの証人には売ろうとしないこともありました。ある翻訳者はこう言います。「幾つもの会衆には聖書が1冊しかなく,話や実演をする人たちが使えるように王国会館に置いてありました」。
兄弟姉妹たちがシャンガナ語とマクア語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書」を受け取れたのは,うれしいことです。これらの聖書は,大勢の人が「真理の正確な知識を得る」のに役立つことでしょう。(テモテ第一 2:3,4)