2022年12月23日
モーリシャス
モーリシャス・クレオール語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書」が発表される
2022年12月17日,フランス支部委員会のルイ・ブレン兄弟が,モーリシャス・クレオール語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を発表しました。 a 前もって録画されたプログラムがストリーミング配信され,2200人以上が視聴しました。この聖書は電子版と印刷版で入手可能です。
モーリシャス・クレオール語は主にモーリシャスに住む人々の間で話されている言語です。モーリシャスはインド洋の南西にある島です。島の面積は2007平方キロメートルで,マダガスカルの約800キロ東に位置しています。1933年に南アフリカからエホバの証人がやって来て,この島で伝道を始めました。最初の会衆は1951年に設立され,モーリシャスの公用語である英語で集会が開かれました。
モーリシャス・クレオール語で書かれたギリシャ語聖書は,「新世界訳」以外にも1つありますが,エホバという神の名前が出てきません。「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」には,エホバの名前が237回出てきます。この聖書では理解しやすい言葉遣いが用いられています。
新型コロナウイルスのパンデミックにより,翻訳者たちは一時的に仕事を中断せざるを得ませんでした。ある翻訳者はこう説明します。「仕事を再開した時,私たちはやる気に満ちていました。以前よりも速いスピードでプロジェクトを進めることができ,パンデミック前に考えていた期日までに聖書を完成させることができました」。
この新しい聖書は,兄弟姉妹が引き続きエホバとの絆を強め,忠実に奉仕を行う上で助けとなるに違いありません。(イザヤ 65:13)
a フランス支部委員会がモーリシャスでの伝道活動を監督している。