2019年6月11日
ロシア
デニス・クリステンセンの有罪判決 ヨーロッパ人権裁判所に申し立てを提出へ
以前の記事で取り上げた通り,2019年5月23日,オリョール州裁判所は,デニス・クリステンセンの有罪判決を支持しました。その結果,クリステンセン兄弟に科される6年の懲役刑は依然として有効です。ロシアの法律上,2年間の公判前勾留は,刑期3年に相当します。そのため,クリステンセン兄弟には,残りの3年間の服役が求められています。2019年6月6日の晩,兄弟は刑務所へ移送されました。この有罪判決に対する申し立ては,ヨーロッパ人権裁判所(ECHR)に提出される予定です。クリステンセン兄弟の公判前勾留に対する異議申し立ては,ヨーロッパ人権裁判所で係争中です。
クリステンセン兄弟がこの不公正を穏やかに忍耐していることは,称賛に値します。クリステンセン兄弟,そして刑事告発に直面している200人を超えるロシアの兄弟姉妹を,エホバは必ず支え続けてくださいます。(詩編 27:1)