2017年4月7日
ロシア
ロシア最高裁での3日目の審理で,エホバの証人が証言する
【ニューヨーク】ロシア最高裁判所での3日目の審理が終了しました。裁判所は,2017年4月12日水曜日の午前10時に審理を再開します。本日の審理では,4名のエホバの証人による証言が行なわれました。彼らは,エホバの証人の管理センターの解散と活動禁止を求める法務省の訴えに対し,鍵となる反論を提出しています。
裁判所は法務省に幾つかの質問を行ない,エホバの証人が過激主義者であり,過激主義文書を配布しているという告発の証拠を提出するよう求めました。法務省は証拠を提出できませんでした。ロシアのエホバの証人の管理センターの主宰委員会の一員であるワシーリー・カーリンは,裁判所でこのように発言しました。「法務省に次の点を再度お伝えしたいと思います。エホバの証人の活動を禁止するなら,皆さんの平和で幸福な生活を願っている,まさにその人たちを傷つけることになるのです」。
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