2021年8月17日
ロシア
最新情報 | ワシリー・メレシコ兄弟 クラスノダール地方で十分に審理されずに有罪判決を受けた4人目のエホバの証人
2022年6月14日,第4破棄通常裁判所はワシリー・メレシコ兄弟の2度目の上訴を退けました。兄弟は引き続き信仰ゆえに投獄されています。
これまでの経緯
2021年10月7日,クラスノダール地方裁判所はメレシコ兄弟の上訴を退けました。下級審の判決は効力を維持したままです。
2021年8月11日
クラスノダール地方のアビンスキー地区裁判所はメレシコ兄弟を有罪とし,3年の拘禁刑を言い渡した。審理が行われたのはわずか2日間だった。兄弟は法廷から連行され,収監された。兄弟は,この裁判所で十分に審理されずに有罪とされた4人目のエホバの証人となった。 a
2021年8月10日
メレシコ兄弟に対する刑事裁判が開始される。裁判官からの質問に対し,兄弟は自分がエホバの証人であると勇気を持って語った。
2021年6月24日
メレシコ兄弟とアレクサンドル・イフシン兄弟の会話が,「エホバ神への奉仕」に関する宗教的なものであったとして,兄弟の犯罪行為のリストに加えられる。
2021年4月12日
メレシコ兄弟は「宗教文書に基づく講話を行ったり聞いたりした」という罪や「宗教文書を用いたグループディスカッションに参加した」という罪で正式に起訴される。
2021年4月7日
3人の武装した警官,4人の捜査官,2人の職員が,午前6時半にメレシコ兄弟姉妹の家に踏み込み,家宅捜索した。その後,兄弟は取り調べのために連行された。捜査官は,兄弟の自宅や,仲間と集会を開いていた建物の前で兄弟を撮影し,その写真を「犯行の証拠」として用いた。兄弟は居住地からの移動を制限された。
兄弟について
今回の手短な裁判をはじめ,ロシアの兄弟姉妹に対する迫害が続いていることは「悪い知らせ」です。私たちは,これからもワシリー兄弟と家族が揺るぎない心で「エホバに頼る」ことを確信しています。(詩編 112:7,8)
a 2021年3月30日,オレグ・ダニロフ兄弟は3年の拘禁刑を言い渡された。2021年2月10日,アレクサンドル・イフシン兄弟は7年半の拘禁刑を言い渡された。2021年4月6日,アレクサンドル・シチェルビナ兄弟は3年の拘禁刑を言い渡された。