2020年11月25日
ロシア
若いセミョーン・バイバク兄弟は信仰ゆえに刑事裁判に臨む
判決予定日
ロストフ・ナ・ドヌーのレニンスキー地区裁判所は,2020年12月18日, a セミョーン・バイバク兄弟に対する判決を言い渡す予定です。検察は4年の執行猶予刑を求刑しています。
兄弟について
セミョーン・バイバク
生まれた年: 1997年(ロストフ・ナ・ドヌー)
人物紹介: 兄と姉がいる。中国語を教える仕事をしている。趣味は詩を読んだり書いたりすること。
幼い頃,両親からエホバについて学び,聖書の教えを大切にするようになる。信仰に基づいて良心的に兵役を拒否する。2015年から2017年に,代替の市民奉仕として地元の小児病院で清掃員の仕事をする。
これまでの経緯
2019年5月22日,地元の過激主義対策センターの職員たちが,ロストフ・ナ・ドヌーのエホバの証人の家13軒に踏み込みました。約2週間後の2019年6月6日,セミョーン兄弟に対する刑事手続きが開始されました。その後,兄弟は逮捕され,一時的留置施設で1日を過ごし,裁判所から自宅拘禁を命じられました。その期間は,初めは8週間でしたが,後に7回も延長されました。
当初セミョーン兄弟は,宗教の集まりに参加し,聖書から学んだことを他の人に話したという「犯罪」の容疑をかけられていました。2019年11月,「過激主義」組織に資金を提供したという容疑も追加されました。
ロシアの兄弟姉妹に対する迫害が続いていますが,「平和の神」エホバは,兄弟姉妹が「神の望むことを行えるように」必要なもの全てを引き続き与えてくださいます。(ヘブライ 13:20,21)
a 変更される可能性がある。