2022年8月17日
ロシア
試練の中でも家族の信仰を強める
2022年8月8日,モスクワのゴロビンスキー地区裁判所は,アレクサンドル・セレブリャコフ兄弟とユーリー・テミルブラトフ兄弟を有罪とし,それぞれに6年の執行猶予刑を言い渡しました。現時点で兄弟たちが収監されることはありません。2人とも直ちに勾留を解かれました。
これまでの経緯
2021年2月10日
内務省,連邦保安庁,国家親衛隊の職員が,16軒のエホバの証人の家を家宅捜索する。2人の兄弟が殴打され,18人が尋問のために連行される。セレブリャコフ兄弟とテミルブラトフ兄弟は身柄を拘束される。
2021年2月12日
セレブリャコフ兄弟とテミルブラトフ兄弟が公判前勾留される。
2021年10月28日
テミルブラトフ兄弟は病院に搬送され,腫瘍を取り除くための緊急手術を受ける。
2021年11月4日
テミルブラトフ兄弟が病院から勾留施設に戻される。
2022年2月7日
刑事裁判が始まる。
兄弟たちについて
セレブリャコフ兄弟とテミルブラトフ兄弟は,家族から引き離されてもエホバとの絆を強く保てるよう家族を世話する点で,立派な手本です。兄弟たちとその家族が示す信仰と忍耐に,エホバがこれからも報いてくださいますように。(テモテ第一 5:8)