2023年1月18日
北マケドニア
ロマニー語(マケドニア)の「マタイによる福音書」が発表される
2023年1月8日,北マケドニア支部の支部委員ダニエル・ヨバノビッチ兄弟が,ロマニー語(マケドニア)の「聖書 ― マタイによる福音書」をキリル文字版とローマ字版で発表しました。
この聖書は北マケドニアのスコピエで開かれた特別集会で発表されました。中央ヨーロッパ支部の区域にある全てのロマニー語(マケドニア)の会衆やグループの兄弟姉妹が,このプログラムをJW Streamスタジオで視聴しました。発表の後すぐに,この聖書の電子版とオーディオ版をダウンロードできました。会場でキリル文字の印刷版を受け取ることもできました。
ロマニー語は非常に多くの方言に分かれています。 a エホバの証人がロマニー語(マケドニア)に出版物を翻訳し,定期刊行するようになったのは,2007年のことです。現在,翻訳チームはスコピエの支部事務所にあります。スコピエは,北マケドニアの中でロマニー語(マケドニア)を話す人たちが最も多く住んでいる都市です。
1人の兄弟はこう言います。「この母語の聖書を読むと,エホバから直接話し掛けられているように感じます」。
別の兄弟はこう言っています。「この聖書でイエスの言葉を読むと,映像がリアルに思い浮かぶんです」。
「王国の良い知らせを伝え」続けるために,今回発表された新しい聖書が役に立つことを願っています。(マタイ 9:35)
a 「ロマ ― 喜びと悲しみの1,000年」の記事を参照。