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左: 南アフリカ手話翻訳チームが手話版の聖書のビデオを収録している。右: 夫婦が家族の崇拝で南アフリカ手話のビデオを活用している。

2022年1月25日
南アフリカ

南アフリカで,ろう者を助けるエホバの証人の活動が高く評価される

南アフリカ手話で聖書のさらに2つの書が発表される

南アフリカで,ろう者を助けるエホバの証人の活動が高く評価される

南アフリカでは,エホバの証人が南アフリカ手話(SASL)で質の高いビデオを制作し,ろう者の生活の向上に貢献していると評価されています。2021年11月15日に「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」の「ガラテアのクリスチャンへの手紙」と「エフェソスのクリスチャンへの手紙」がSASLで発表された後,ろう者を支援する専門家たちから,感謝の声が寄せられました。これで聖書の10冊の書がSASLで出版されたことになります。2022年4月までに,あと4つの書が出版される予定です。どの書もjw.orgと手話用JW Libraryで見ることができます。

教育専門家で,西ケープ州政府の高官でもあるミナ・ステインは,エホバの証人についてこう言っています。「エホバの証人の手話ビデオを見るのが大好きです。手話のレベルや質がとても高いことに感心しています」。

エスワティニの障害者連盟の会長ボンガニ・マカマはこう言っています。「エホバの証人は,ろう者や聴覚障害者がいっそう有意義に生活できるよう助けています。ろう者にも,ぜひ聖書の素晴らしさを知ってほしいと思います。ろう者の心に響く手話版の聖書を制作しているエホバの証人に感謝しています。66冊の書が全部そろう時を心待ちにしています」。

南アフリカでは,45万人ほどがSASLを使っています。そして,283人のろう者と聴覚障害者が良い知らせを伝えています。エホバの証人の努力によって,南アフリカ支部の区域にいるろう者を含め,「あらゆる人」が真理の正確な知識を得ています。(テモテ第一 2:4