2019年7月5日
台湾
中国語の「新世界訳」改訂版が発表される
2019年7月5日,台湾の桃園市の国立体育大学総合体育館で開かれた地区大会において,中国語の「新世界訳聖書」改訂版が発表されました。会場の様子は他の4カ所の大会にもライブ配信され,合計1万2610人が,統治体のケニス・クック兄弟による,この極めて重要な発表を見守りました。
25年ほど前の1995年に,中国語の「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」が出版されました。香港や台湾で使われている繁体字のものと,中国やマレーシアやシンガポールで使われている簡体字のものです。2001年には,中国語の「新世界訳」全巻がやはり繁体字版と簡体字版で発表されました。2004年には,ピンイン(ローマ字表記の発音記号)を加えた簡体字版も出ました。
今回の改訂版も3種類用意されました。繁体字版と簡体字版は,本と電子データの形で入手できます。ピンイン版は,「ものみの塔 オンライン・ライブラリー」で読むことができます。
中国語(北京語)を話す人の数は世界で最も多く,11億人を上回ります。また,中国語にはたくさんの方言があり,それらの方言を話す何億という人たちも漢字を見て文章の意味を理解できます。この広大な区域で働く兄弟姉妹が「新世界訳」改訂版を活用することによって,さらに多くの人がエホバのことを知り,聖書を正確に理解するようになるでしょう。(テモテ第一 2:4)